タラバガニと聞いただけでもテンションの上がる人は多いのではないでしょうか。
海産物の中でも王様に匹敵するほどのインパクトが強い食材がタラバガニになりますが、やはり一度食べたらまた直ぐにでも食べたくなってしまうほど、強烈な旨味がタラバガニの特徴です。
そんなタラバガニは身のしまりが良く、歯応え、ボリューム、旨味共にバランスが最高ですからどんな調理にも向いています。
一般的にはあまり食材をいじらない調理方法が良いとされているようですが、調理する事でよりタラバガニの良さを引き出す事が出来ますので、実は様々な調理法で食べて欲しいのが、タラバガニかもしれません。
お勧めの調理法は天ぷらやフライです。タラバガニの脚は部員によって味わいが随分変わりますが、天ぷらやフライには爪の部分がとても向いています。
カニ爪天ぷらやカニ爪フライと言ったメニューをカニ専門店で聞いた事があると思いますが、カニの爪はシコシコとした歯ごたえがあり、水気も少ないので天ぷらやフライに最適です。
一番動く場所の身は歯ごたえも良く、味わいも濃い甘味がありますので、天ぷらの衣と大変相性が良く、ボリューム満点で美味しく頂けます。
そして、脚の部分も大きく歯ごたえはあるのにジューシーですのでフライにすると、シコシコした身からジューシーな旨味がじゅわっとしみだして、一度食べたら病みつきになってしまいます。
タラバガニを購入したら、胴体の身はサラダやそのままで頂き、脚の付け根は焼きカニや鍋、脚の中間から爪は天ぷらとフライと、まるごと違う調理方法で頂く事で、タラバガニ本来の美味しさを適した調理方法で、存分に味わってみて下さい。