タラバガニは大きな甲羅と太い脚が特徴の、迫力満点のカニの王様です。
タラバガニは胴体と足を広げるとかなりの大きさになりますから、さぞかし調理も大変と思われがちですが、そんな大きなタラバガニをとっても簡単に美味しく調理して味わえる方法があるんです。
それはズバリ、鍋用ホットプレートを使った蒸し焼きです。
蒸し焼きにホットプレートなんて想像つきにくいですが、ごつごつした立体感のあるタラバガニを脚と胴体に解体して、鍋用のホットプレートに入れると丁度深さがあり、蒸し焼きにピッタリなんです。
まず、タラバガニは生か、生を冷凍したものを用意してください。
そして食べやすく殻に切れ目を入れたタラバガニの脚を、ホットプレートに並べたら上からお酒を振りかけて蓋をして加熱します。
蒸し焼きされた生のタラバガニは、味がギューッと凝縮してタラバガニ本来の甘味が更に強くなります。
色が白っぽく変わってきたら蓋を開けて熱々をポン酢やカニ酢などにつけて豪快に頂きます。
プレートに残ったタラバガニのエキスにはご飯を入れて、お醤油を少しだけ垂らしてしゃもじで焦げ付かないように手早く混ぜ合わせます。そして、仕上げにとき卵と、アサツキの小口切りを散らし再び蓋をして蒸らし、焼き雑炊にします。
香ばしいタラバガニの風味をしっかりと吸った焼き雑炊は、〆としても最高の美味しさです。
このように、熱々の蒸し焼きを頂けるのも生のタラバガニの醍醐味ですので是非挑戦してみて下さい。