タラバガニは言わずと知れたカニの王様です。
身がしっかりとしているのは勿論の事、ボリューミーで食べごたえがあり、大きさからは考えられないほど繊細で濃厚な味わいと、癖になる甘味が特徴です。
内子、外子も珍味として知られており、捨てる所が無く、しっかりと味わえるのがタラバガニではないでしょうか。
そんなタラバガニは、焼きがにがお勧めです。
お勧めの焼き方は、オーブンレンジを使い、しっかりとカニの甘味が凝縮するように焼いて頂く方法ですが、家庭用の七里や焼き網があれば、そのままカットした太いタラバガニの足を豪快に焼くのも美味しく頂ける方法です。
焼きがにに添えるのはすだちやかぼす、シンプルに焼いたタラバガニに、ぎゅっと絞って頂くと、甘味が凝縮されて身がしまったタラバガニからじゅわっと出汁が溢れて、最高のご馳走です。
もし、まるごとタラバガニを食べる場合には胴体の部分をバカッと開き、日本酒を注ぎそのまま焼き網の上でジュクジュクと焼いてアルコールを飛ばしていきます。
そこに剥き身のタラバガニと、松茸やエリンギなど秋に美味しいキノコ類を一緒に焼いてい来ます。
香ばしい甲羅の香りと、食べごたえのあるタラバガニの濃い味わいをキノコと頂くと、旬をまるごと味わえる豪快な秋の甲羅焼きになります。
こんな贅沢な食べ方はタラバガニでなければ出来ませんので、是非挑戦して頂きたい調理法ですね。
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