いびきと舌には密接な関係があります。
当サイトでも度々取り上げてきましたが、今回はいびきと舌の関係、舌を鍛えていびきを改善させる方法について紹介していきます。
☆いびきを発するのは舌の筋肉が衰えているから
早速、いびきと舌の関係性について見ていきましょう。
通常、舌の筋力をキープできていれば、日中はもちろん、就寝中でも舌を口内で定位置に留めておくことができます。
ここでいう舌の定位置とは、上あごに舌全体が張り付いている状態を指します。
しかし、舌の筋力が衰えてしまうと、就寝中に喉の奥へと落ち込みやすくなってしまいます。
また、就寝中は全身の筋肉が緩むようになっていて、舌の筋肉も例外ではありません。
ですから、自然に筋肉が緩むうえに筋力が衰えているとなれば、喉元へとどんどん落ちやすくなっていくのです。
こうなると、舌が気道を狭くしてしまって空気の出入りがしにくく、いびきを発するようになってしまいます。
☆舌を鍛えるとどんなメリットがある?
では、舌を鍛えると、いびきの改善以外にどんなメリットがあるのでしょうか。
まず挙げられるのが、口呼吸の改善です。
舌の筋力を高めて舌を常に定位置におくことができると、口呼吸ではなく鼻呼吸へと改善していけます。
実は、口呼吸もいびきの原因のひとつになっています。
また、舌の筋力が高まると唾液の分泌も正常になってくるので、口臭予防にもなります。
そして、特に女性に嬉しいメリットが顔痩せ効果です。
舌の筋肉を鍛えるとフェイスラインが引き締まり、たるみや二重あごの改善・予防にもなります。
これら以外にも、舌を鍛えることで得られるメリットは数多くあります。
☆舌を鍛える方法「あいうべ体操」
舌を鍛える方法として、あいうべ体操が有効だとされています。
その方法は、「あ・い・う・べー」とそれぞれ大げさに口を動かし、最後の「べー」のときに舌を限界まで前に突き出すようにします。
このあいうべ体操は、舌の筋肉はもちろん、口周りの筋肉をも鍛えることができます。
ポイントは1つ1つをしっかり大袈裟なくらいで行うことです。
☆舌を鍛える方法「ららら…体操」
あいうべ体操のほかにも、有効な方法として「ららら…体操」があります。
これは、連続で「ららら…」と発声するだけという簡単な体操です。
実際に発声してみるとわかると思いますが、舌を細かく動かさなければ「ら」という音は発せません。
「ら」を連続で発声することで舌を動かし、鍛えようというものになります。
舌が疲れたら休憩をはさんでも良いので、「ら」の音を発声してなるべく舌を動かすようにしてみましょう。
☆舌の筋力を高めていびきを改善していこう
今回は、いびきと舌の関係や舌を鍛える方法を紹介してきました。
腕や足などのように筋肉がついたかどうかを目視で確認することは難しいですが、舌の筋力を高めることができれば、いびきの改善へとつながっていくことが期待できます。
今回挙げたような鍛える方法を、ぜひ毎日の生活で習慣化し、いびきの改善を図っていきましょう。
医師が推奨している枕に変える
医師が推奨している枕の1つが、横向き寝まくら「YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)」です。いびき対策で良い効果が期待できるもの1つが「横向きで寝る」ことです。この枕は横向き寝をしっかり支えてサポートしてくれます。横向きに寝るだけで気道を確保してくれます。いびきで悩んでいる人なら持っておきたいものの1つです。