グレープフルーツは果物の中でもGI値(その食品の血糖値の上昇率を表す値)が低く、食事をした時の血糖値上昇が穏やかな食品です。糖尿病を気にする人は甘いデザートなどを我慢しなければいけませんが、グレープフルーツならば食べても大丈夫です。そして、グレープフルーツを「食前に食べる方が、食後よりも血糖値の上昇が少なくなる」ことが分かっています。
以下の、「グレープフルーツ摂取の食後血糖値推移への影響」という研究論文から引用してご紹介します。
明らかにグレープフルーツを先に食べたほうが急激な血糖値の上昇は少なく、有効である事が示唆されました。
このように、グレープフルーツを先に食べるほうが良いということが研究からもわかっているのです。
グレープフルーツは、ペクチンという水溶性食物繊維が含まれています。食物繊維は水分を含むとゲル状になり、消化吸収をゆっくりさせます。そのため、他の一緒に食べた食品もゆっくりと消化吸収されて血液中に糖分が次から次へと投入されるのを防ぎます。その結果、血糖値が上昇しにくくなるのです。
厚生労働省では、果物の摂取量を1日に200グラム以上の果物を食べることを推奨しています。
平成12年3月、文部省(現文部科学省)、厚生省(現厚生労働省)、農林水産省が決定した食生活指針において、くだものは野菜と同様に毎日の食生活にとって必需品であると位置付けられました。
引用元:「毎日くだもの200グラム運動」とは? | 200グラム運動とは | 果物ではじめる健康生活 毎日くだもの200グラム!
グレープフルーツ1個で約200~300グラムですので、血糖値が高い方はグレープフルーツを毎日食べたいところですよね。しかし、毎日グレープフルーツを食べ続けるのはキツイと思うのですが、今よりもグレープフルーツを食べる機会を増やすと良いですよね。グレープフルーツを絞った生グレープフルーツジュースでも良いですよ。
ただし、グレープフルーツに含まれるフラボノイドは薬との飲み合わせが悪い場合があります。薬の効果を弱めてしまう恐れがあるため、薬を飲んでいる人は医師にグレープフルーツの摂取をしても良いか相談してみましょう。
コメント
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