ごぼうは日本を始め、アジアで食べられている食材で西洋の国ではあまり馴染みがありません。しかし、ごぼうには水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維の両方が含まれていて、血糖値を下げるのに活躍します。水溶性食物繊維は糖の吸収を穏やかにし、不溶性食物繊維は水に溶けずに便の排出を促進させて腸内から血糖値を下げるのをサポートします。
また、ごぼうにはアクチゲニンと呼ばれるグルコースも含まれています。これは、糖を筋肉の中に溶け込むのを促進する成分です。筋肉に糖が取り込んでいけば、血液の中に取り込む糖が減ります。その結果、血糖値の上昇を抑える働きもごぼうにはあります。
ごぼう茶は香ばしく、おいしいと感じる人がいる一方で土臭い、まずいと感じる人もいます。ごぼうからごぼう茶を自分で作る事はできますが、自分で作るとまずいと感じる人も多く、市販でいくつかの種類のごぼう茶を購入して自分の舌に合うごぼう茶を見つけると良いでしょう。市販の物はそこまでまずい商品はありません。また、ごぼう茶がどうしても好きになれなければ、グァバ茶やゴーヤ茶など血糖値を下げるお茶は他にもあるので無理してごぼう茶を飲む必要はありません。
コメント