自信を失う価値観というのがあります。
この価値観に沿って生きていると、
なかなか自信を育むことができません。
さらに自身の成長が止まってしまいます。
今回「自信を失う価値観」と、逆に「自信を育む価値観」
について説明していきます。
まず、私達の自信の根拠とは何なのでしょうか？
お金、ステータス、周りからの賞賛の声、友達の数、
オリジナリティ、卓越したスキルなどなど・・。
人によって様々ですが、共通しているのは
「自分の中にある価値観で自分を評価してみて、
今の自分を許せると思えるかどうか」というところです。
たとえ一流大学を出て、一流企業に勤めていても、
自分の中にある価値観で自分を評価したとき、
自分を許せない人は自分に自信が持てません。
自信を失ってしまうのは、自分の中にある
価値観が今の自分を許せなくなってしまった時です。
どれだけ自分が実績を上げようと、その価値観が自分を
許さなければ、自信に繋がることはありません。
しかし、この価値観は一体誰が作ったのでしょうか？
自分で作ったのでしょうか？
他の誰かに作られた価値観だとしたら？
例えば親や、友人、社会によって作られたの
ではないのか・・？
その他の誰かが作った価値観に沿って生きている
自分の人生とは一体何なのか・・？
殆どの人は「他人と比べてどうか？」という価値観で自分を
評価しています。そしてこれが自信を失わせる最大の原因なのです。
社会では比較されることが当たり前に行われますが、
その社会の物差しで比較されることで、人生の優劣は
決定づけられるのでしょうか？
自分の人生の価値を決められるのは自分だけのはずです。
なので、自分の人生を生きたいのであれば、
自分を評価する為の価値観を自分で決めなくてはなりません。
ただ、何をしても今の自分を許せる、という価値観
にしてしまうと、向上心が無くなり成長することが
できません。
自信を失うこと無くずっと成長していける為の
価値観はどのように決めればいいのか？
「昔の自分と比べて成長しているかどうか」
という価値観で自分を評価することが大切です。
今自分は、周りと比べたらレベルが低い・・。
でも昔の自分ができなかったことはできるようになっている！
と考えればモチベーションを落とさずに前に進む
ことができます。
この考え方は、自分は周りと比べてレベルが高い
と思えるような人にとっても有効です。
例えば、「自分は周りと比べてどうか？」という価値観だと、
周りに自分以上のレベルの人がいれば、成長する動機があり
ますが、周りに自分以下の人間しかいないと成長する動機が
無くなってしまいます。
「昔の自分と比べてどうか」という価値観だと、
どれだけ自分が成長しても、比較対象が昔の自分なので、
ずっと成長する為の動機が消えることはありません。
周りを比較対象にしていたら無駄に自信を失ってしまうし、
比較対象がいなくなったら成長を止めてしまうのです。
周りと比較されることは悪いことではありません。
その人の真の実力を測るために、それは必要不可欠なことです。
ただし、自分の人生を歩みたいのであれば周りと比較する
ことはやめてください。
そうすれば、自分が本当に求めているものは何なのかを
見つけ出すことができるはずです。
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