青春を一緒に過ごした愛犬?
出会った時はまるでぬいぐるみの様に小さくてかわいかったエスも日に日にスクスクと大きくなり、高校に通う頃には立派な体躯の紀州犬に育っていきました。
今回はある日の散歩でのエピソードです。懲りずにお付き合いください(^_^;)
休日の散歩、当時住んでいた所はかなりの田舎で見渡す限りの田んぼが広がっています。収穫の時期を迎えた稲は黄金の絨毯のように景色を彩っているなかでのエスとののんびりした散歩を楽しんでました。
田んぼと田んぼの間のあぜ道に入ろうとした時に、たまたま自転車で釣りに行こうとしてた友人に声を掛けられ色々と話してました。
その友人とエスはよく顔をあわせて馴れていたのでエスも吠えずにじっとしてました。
まあ‥知らない人にはさんざん吠えるような奴でしたから(^_^;)
友人もそんなエスの頭を時折撫でて僕と釣りの話をあーだこーだとしてました。
そんな中、エスがあぜ道の草むらをなにやらイジってるのが視界に入ったのですが、虫でも見つけたか?と思い別段気にせず話をしていたんです。
そしたら友人が
「なんかエスのやつ、ひもでも見つけたみたいだけど」
「え?ひも?」
エスの方を見るとえらく興奮してひもとじゃれてる‥
って、いや、ひもじゃない!
「えす!蛇!蛇!そりゃあ蛇だ( ̄□ ̄;)!」
叫びながら慌ててリードを引っ張り、エスを引き寄せました。そしてまだ蛇に向かって行こうとするエスを引っ張ってその場を離れました。
友人「あれはシマへビだったね。マムシじゃなくてよかったよ」
エスの顔を調べると、下唇から血が‥
噛まれてしまったけど、毒蛇じゃなかったのがホント不幸中の幸い。いや、焦りました。
「エス、命拾いしたな〜。マムシだったら死んでたぞ」
下唇が痛いのかエスはクーンクーンと情けない声をだしてます‥
実際この時住んでた田舎はマムシが出没する所なのでこの時ばかりは焦りましたね(-ロ-;)
この一件があってからというものエスは蛇の抜け殻を見ただけでそこに近づかなくなりましたとさ‥
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