玄米について、あなたはどんなイメージを持っていますか?
恐らくほとんどの人がイメージしているのが、「栄養価が高い」「栄養が豊富」ということではないでしょうか。
確かに玄米についてそんなイメージはありますが、それは本当なのか気になりますよね?
イメージだけでは、実際に食べても何の効果も得られませんからね。
そこで、玄米は本当に栄養豊富な食べ物なのかどうか、白米と徹底比較してみたいと思います。
玄米は完全栄養食とよばれている!
結論から言いますと、玄米は本当に栄養豊富な食べ物です。
間違いありません。
実は玄米は「完全栄養食」と呼ばれるほど、栄養のバランスが良い食べ物。
健康を保つために必要な栄養が、玄米だけでほぼまかなえてしまうのです。
よく「1日30品目食べましょう」と言われますが、これはあくまでも白米を主食にした場合のこと。
玄米が主食ならば、30品目食べなくても大丈夫だと言われています。
なかなか毎日30品目の食品を食べるのは難しいですから、そういう意味では玄米って素晴らしいですよね!
昔の人が一汁一菜でも健康な人が多かったのは、玄米を食べていたからなのかもしれませんね。
あまり食品が豊富とは言えなかった時代でも、健康に過ごしている人はたくさんいたのです。
白米よりどのくらい栄養価が高いの?
そんな玄米ですが、白米と比べるとどのくらい栄養価が高いのでしょうか。
玄米に含まれる栄養素の一部をご紹介します。
炭水化物→74.3g
タンパク質→6.8g
脂肪→2.7g
カルシウム→9mg
カリウム→230mg
マグネシウム→110mg
リン→290mg
ナイアシン→6.3mg
パントテン酸→1.37mg
ビタミンB6→0.45mg
水溶性食物繊維→0.7g
不溶性食物繊維→2.3g
玄米に含まれる栄養素はこれだけではなく、これはあくまでも一部になります。
たった一部でも、こんなにも多くの栄養素を含んでいるなんて驚きですよね。
白米と比べると、ほとんどの栄養素が2倍以上含まれているというから更に驚きです。
特に食物繊維に関しては、なんと白米のおよそ7.4倍!
精米するときに除去してしまう糠の部分に、食物繊維が豊富に含まれているのです。
食物繊維が不足している日本人は多いですから、そんな人にも玄米はおすすめだと言えるでしょう。
ビタミンやミネラルも豊富で、まさに「バランス良く栄養が摂れる」食品なのです。
これらの栄養素を毎日摂るのは、簡単なことではありません。
正直なところ、忙しい現代人にはなかなか難しいのではないでしょうか。
そんなときも、主食を白米から玄米にするだけで栄養不足の心配はなくなりますね。
忙しくてあまり食生活に気を配れていないという人にこそ、玄米はおすすめだと言えそうです。
まとめ
栄養豊富なイメージのある玄米は、イメージだけでなく本当に栄養豊富な食べ物です。
玄米だけ食べていればいいとは言いませんが、玄米だけでも栄養面での心配はないでしょう。
今は玄米人気が高まっていることもあり、玄米がおいしく炊ける炊飯器もたくさん販売されています。
自宅でも簡単に炊くことができますから、普段の栄養が気になる人は、ぜひ毎日の食事に玄米を取り入れてみてくださいね。
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