佐賀県神埼市に明治時代の佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が建てた別荘があります。
別荘地は、苔を敷き詰めた庭園で、まるで緑の絨毯を敷き詰めているようです。
青々と生い茂る草木とつつじなどの花、11月になると紅葉との絵にかいたような美しさで、国の名勝地に指定されています。
毎年紅葉の時期になると一般公開(11月15日~23日の9日間)され、美しい庭園と紅葉を見物しに来る観光客や地元民も多いです。
伊丹弥太郎は、9年かけて広い庭園を完成させ、それにちなんで別荘地は、「九年庵」と名付けられました。
「九年庵」は、室内を上がって歩きまわることはできませんが、室内を見物することはできます。
「九年庵」から近くにある二比山神社に通じる道があり、途中茶店があるので一休みすることができます。
二比山神社は、食べ物を売る店、果物を売っている店、銀杏などの木の実を売る店などの出店も多く、イベントで猿回しショーが見れたりする、にぎやかで楽しい神社です。
「九年庵」の紅葉一般公開は、たったの9日間で団体観光客も多く、人の波に押し流される観光になることが多いそうです。
近隣の観光スポットに二比山神社、伊藤玄朴の旧邸もあり、見どころがあるエリアです。
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