佐賀県嬉野市にある嬉野温泉公衆浴場「シーボルトの湯」は、嬉野温泉公園の近くにあります。
対岸を見渡せば、大正ロマン風のゴシック建築の建物で、赤オレンジの三角屋根がすぐに目に留まります。
「シーボルトの湯」は、鍋島支藩だった人物達が湯どころとして使ったのが始まりで、その後、地元の有力者同士が共同経営を始めましたが、大正初期に火災にあい、2年後ドイツ人建築家によって再築されました。
それからも数回改築が繰り返され、平成8年の閉館まで地元の人たちや観光で来られた人にも長く親しまれてきました。
各家庭に内風呂が普及し始めた昭和の中ごろから、客数が激減し平成8年に廃業に追い込まれましたが、復活を願う地元民が多く、強い要望に嬉野市が平成16年には土地と建物を買いとり、一旦、解体されましたが平成22年に復活して、大衆浴場「シーボルトの湯」として蘇りました。
「シーボルトの湯」館内には、大衆浴場の他に、貸切湯、足湯もあります。
建物の二階に人との交流の場、市民ギャラリー、歴史的な展示物、広い休憩スペースがあるので、ゆっくりリラックスできます。
バルコニーに出て外の景色も眺めることができるそうで、数カ所休憩所もあるそうです。
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