
いびきを改善・緩和するために、口周りのストレッチという方法をとることもおすすめです。
特に、口輪筋や舌筋を鍛えることで、口呼吸の改善や舌が喉元へと落ち込むことを防止できるようになります。
今回は、いくつかのストレッチ方法を紹介していきますので、ぜひいびき改善へと役立ててみてください。
記事の目次
☆口輪筋を鍛える「あいうえおストレッチ」
このストレッチは、大きく口を開けて「あいうえお」とひとつずつハッキリと発音するだけの簡単なストレッチです。
口輪筋とは、口をぐるりと囲んでいる筋肉のことで、この口輪筋が衰えていると睡眠中に口が開きやすくなり、舌の根元が喉へと落ちやすくなります。
そしていびきを発するようになってしまうのです。
口輪筋を鍛えて、睡眠中でも口が開かないようにストレッチしていきましょう。
☆口輪筋を鍛える「ペットボトルストレッチ」
このストレッチは、空になったペットボトルを使った簡単なもので、テレビや雑誌を見ながらでもできます。
空になったペットボトルを、歯を使わずに唇のみでくわえます。
そして、口から息を吸ったり吐いたりして、ペットボトルをペコペコと慣らしてみましょう。
最初のうちは500mlのペットボトルから始めて、慣れてきたらペットボトルを大きいものへと変えて負荷を増やしていきます。
口周りのの筋肉が疲れるような感覚を覚える場合は、口輪筋が衰えている証拠でもあります。
これはいびきの改善に効果があるだけでなく、フェイスラインのたるみにも効果的なストレッチなので、女性には特におすすめです。
☆舌筋を鍛える「舌回しストレッチ」
このストレッチもとても簡単です。
歯が並んでいるのに沿って、舌を上下左右に動かすだけ。
舌で歯を舐めるように動かすことがポイントです。
舌も筋肉で出来ていて、これを鍛えることで睡眠中に舌が喉元へと落ちやすくなるのを防ぐことが期待できます。
そうすれば、気道を狭めてしまうこともなく、いびきの改善・緩和へと結びつくのです。
テレビを見ながらでもできるので、気づいたときにストレッチしていきましょう。
☆口輪筋&舌筋を鍛える「あいうべ体操」
あいうべ体操は、当サイトでも何回か紹介してきましたが、このストレッチは口輪筋と舌筋の両方を鍛えることができます。
「あ・い・う・べー」と、大きく口を動かし、「べ」を発音する時には舌を前へ思い切り突き出すようにします。
ひとつひとつの音をハッキリと、口を丁寧に動かすことがポイントです。
また、このストレッチは実際に音を出さなくても、口を動かすだけでも十分に効果を望めますので、寝室などでも行うことができるでしょう。
☆ストレッチを取り入れていびきと向き合っていこう
今回は、いびきを改善するためのストレッチをいくつか紹介してきました。
ストレッチによるいびき改善効果は、すぐに実感することは難しいものです。
最も大切なことは、毎日コツコツと続けていくことです。
そして、徐々に口周りや舌の筋肉を強化して、いびきの改善へとつなげていきましょう。
医師が推奨している枕に変える
医師が推奨している枕の1つが、横向き寝まくら「YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)」です。いびき対策で良い効果が期待できるもの1つが「横向きで寝る」ことです。この枕は横向き寝をしっかり支えてサポートしてくれます。横向きに寝るだけで気道を確保してくれます。いびきで悩んでいる人なら持っておきたいものの1つです。