自信があっても謙虚さを忘れてはいけません

自信のある人は、新しいことに挑戦しようとする意欲や積極性が高く、周りの人からも信頼が厚いのが特徴となっています。しかし、その自信の中に、謙虚さがなければ、自信過剰と見られてしまい、周りの人からの信頼を失ってしまう可能性があります。自信過剰は、自分が出来もしないようなことを、出来ると言い張り、結局何出来ずに、信頼を失ってしまいます。自信の中に謙虚さがある人は、挑戦したいなどの言葉を使い、周りの人に配慮しながら物事を進めるので、例え失敗しようとも、周りの人から信頼を失うことはありません。自信は謙虚さとのバランスがとても大切であり、一歩間違えると自信過剰と捉えられて、真逆の評価に変わる恐れさえあります。自信過剰な人は、最初は人から頼り甲斐がある、積極的だ、などと思われることが多いのですが、長い付き合いとなると、その正体が見抜かれ、愛想つかされてしまうことがあります。恋愛関係でもそうです。最初は頼り甲斐がある、すごい人だと思って付き合えば、ある程度付き合っているうち、口だけの人と思われて、長く付き合うことが困難になる場合も多いです。長く付き合えなかったという方は、一度自信過剰になっていないか、自分で冷静に客観視して見ることが大切です。自信のない人は、物事にとても臆病であり、挑戦するという概念すら生まれずに、逃げることを考えてしまいます。苦手な仕事を頼まれた時や友達の付き合いで面倒なことをやらされる時、適当な言い訳をして、何もしないのが特徴です。自信があり、謙虚さをうまく保っている人は、嫌なことでさえ、チャンスと捉えます。今まで自分が経験したことがないことも、自分自身を成長させるチャンスと捉え、どんなことにもポジティブに積極的に参加して、結果周りの人の評価も上がり、大きな付加価値が付きます。自信とは、自分を信じることが出来るか否かです。自分を信じることが出来なければ、何をしても臆病になってしまいます。自信をつける方法は簡単です。人と比べないことです。自分と人は違う人であり、比べればろくなことがありません。何をしても上には上がいるものです。比べた時点で負けなので、比べるのならば、過去の自分と比べましょう。そうすれば、確実に成長したかどうかが分かり。その成長が自信となるのです。次に自分の中に原則を持ち、それを忠実に守ることです。原則とは、必ず行わなければならない、自分だけのルール作りです。そのルールは何でもよく、毎日誰にでも平等に大きな声で挨拶をする、健康を考えて毎日一杯野菜ジュースを飲む、など簡単な原則を作り、その原則を絶対に守るようにしましょう。その原則を守ることにより、自分との約束を守っているという自信に繋がります。一つの原則を守ったら、一つずつ増やしていきましょう。それを守ったらまた一つずつ増やしてを繰り返せば、時が経つ頃には、様々な原則を作り、それを守っている自分がいて、多大なる自信がついていることになります。そこで謙虚さを忘れなければ、素晴らしい人となれます。