日本人は欧米人よりも性に消極的だと言われています。そのためなのか、セックスレスという言葉と問題はよく話題になります。セックスレスに悩むのは男性も女性も一緒で、セックスレスをどうにかしたい人は多いです。そこで、セックスレスについて一緒に見ていきしょう。
セックスレスの定義と日本性科学会
セックスレスとは、日本性科学会によると1ヶ月以上の性行為がない事だそうです。
日本性科学会とは、中高年のセックスについてなどの本を発行したり、セクシャルマイノリティーについての学会雑誌を発行したりとセックス全般に携わる団体です。医療センター勤務者や臨床心理士などで構成され、カウンセリングも行っているのでセックスレスの相談をするのも良いですよ。
セックスレスの一般的な考え方
日本性科学会が定義した1ヶ月間というのは、世間的には短い期間と言えます。なぜなら、世間では「うちは2ヶ月に1回はセックスしてるからセックスレスじゃないよ。」と思っている人もいるからです。そのため、セックスしていてもセックスレスと言える人もいます。
こういった理由から、セックスレスというのは一般的に1ヶ月間などで区切りをせずに、長期間のセックスがなくて困ってる状態の事を言います。パートナーの片方がセックスしたい、したくないで悩んでれば問題になり、セックスレスと言います。
セックスレスの割合と年代
セックスレスの割合は、色んな情報サイトが統計を集めています。それをまとめると、セックスレスのカップルは50%ぐらいいます。年代別にセックスレスの%を見てみると、このようになります。
30代 47%
40代 59%
50代 71.3%
やはりセックスレスの割合は歳を重ねるごとに増えていきます。しかし、意外ながら歳を重ねても性欲が減らない人も多くいます。中高年で夢精してしまったとか、シルバー世代の性事情などの体験談はたくさんあります。
つまり、セックスレスの年代の割合から分かるのはセックスレスのカップルは半数もいる事と、年代が上がっても性欲は減るばかりではないという事です。と言う事は、どんな年代でもセックスレスからセックスする夫婦になる可能性はあるって事ですよね。セックスレスでも、努力次第で希望はたくさんあります。
セックスレスの割合と年収
年収とセックスレスはあまり関係ないと思われるかもしれませんが、ある統計によると年収が1000万円以上の夫婦は51.4%がセックスレスだそうです。対して年収が200万円~400万円の世帯は38.2%のセックスレスと1番低めの数値です。
海外ではセックスするほど年収が上がりやすいと情報サイトで紹介されていますが、日本人は年収がほどほどの人が最もセックスレスから遠いと分かりますよね。セックスしない理由は「疲れてるから。」と答える人が多いのですが、年収が高いとハードワークであったり、共働き、仕事の時間が長いなどからセックスレスになっていくのではないかと考えられます。
統計から分かるセックスレスの解決方法
セックスレスとは、1ヶ月以上の性行為がない事、カップルの半数がセックスレスである事、疲れるからセックスレスになりやすいなどが今までの事から分かりますよね。
と言う事は、セックスレスを解消するためには相手の疲れを取り除いてあげるべしですよね。奥さんがセックスしてくれないなら家事を手伝う、旦那さんがセックスしてくれないならば仕事に集中してもらうためにマッサージしてあげるなどです。セックスレスを解消するために年収を下げるなんてできませんが、ちょっとは贅沢しておいしいご飯を一緒に食べに行くなどするとセックスしやすい関係になれますよ。
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