チョコレートの中でも、カカオが70%以上のダークチョコレートを少量ずつ食べ続けたら血糖値に改善が見られたという結果があるぐらい、カカオが多く含まれるチョコレートは血糖値を下げるのに役立ちます。これは、チョコレートのカカオポリフェノールがすい臓から分泌されるインスリンの働きを活発にするからです。
また、カカオには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は糖質をゆっくりと吸収させるのに役立つため、血糖値の上昇を抑える事ができます。
しかし、血糖値を下げるからチョコレートをたくさん食べれば良いという訳ではなく、チョコレートを食べるのは1日200キロカロリーまでにした方が良いと農林水産省が提示しています。市販のチョコレートはカロリーが表示されているので、そこから200キロカロリーはどのぐらいか計算し、食べていくと良いですよ。
また、チョコレートの糖質は商品によって違ってきます。糖質を抑えたチョコレートの方が糖尿病を予防するのに適しているため、買うなら糖質カットやオフなどと書いてあるチョコレートを選ぶようにしましょう。ダークチョコレートやカカオ高配合だと一般的なチョコレートよりも値段が高いのですが、チョコレート好きが血糖値を気にするならお勧めのおやつです。
コメント