血糖値が高めと言われてしまうと、毎日の食事も少し考えなくてはなりません。
血糖値は生活習慣が大きく関係しているため、今のままの生活をしていたのでは、間違いなく糖尿病になってしまいます。
できるだけ早く血糖値を改善するためにも、食事の見直しは欠かせません。
ここでは、血糖値を下げる働きのある食べ物について見ていきたいと思います。
血糖値を下げる食事といっても、実際には「血糖値を急上昇させない食事」であることが多いです。
もちろん血糖値を急上昇させないことは大切ですが、ここでは「血糖値を下げる」ことに注目してみましょう。
血糖値を上げないのではなく、血糖値を下げる食べ物にはどんなものがあるのでしょうか。
【血糖値を下げる働きのある3つの食べ物】
血糖値を下げる働きのある3つの食べ物を紹介します。
どれも珍しいものではなく、私たちの生活に身近なものばかりなので取り入れやすいと思います。
・玉ねぎ
血液をサラサラにする食べ物として知られる玉ねぎは、血糖値を下げる効果もある万能な食べ物。
季節を問わず収穫でき、値段もそこまで高くはありません。
スーパーにも常に置いてある定番の野菜なので、いつでも手に入れることができますね。
そんな玉ねぎには、イソアリインという成分が含まれています。
玉ねぎを切ると、目に染みて涙が出るでしょう?
この染みる成分こそが、イソアリイン。
イソアリインはインスリンの働きを良くする効果があると言われています。
この玉ねぎの血糖値を下げる効果は、水にさらすと失われてしまいますので、玉ねぎを使うときは水にさらすのはやめてください。
加熱する分には問題ありません。
・キノコ
キノコが血糖値を下げるために良いというのは、みなさんも既に知っていますよね?
それはキノコが食物繊維を豊富に含むためですが、実はそれだけではないのです。
キノコには、インスリンのレセプターの働きを高める効果があります。
レセプターとは、受容体のこと。
つまり、インスリンの働きを受け止めるもの、のことです。
キノコは、このインスリンの受容体の働きを高めることができますから、簡単に言うとインスリンの効き目が出やすくなるのです!
インスリンがきちんと効果を発揮することができれば、血糖値も下げることができますね。
・ブロッコリー
サラダやシチューなど、使い勝手の良いブロッコリーも血糖値を下げることができる食べ物のひとつ。
ブロッコリーにはクロムという成分が含まれているのですが、このクロムがインスリンの働きを高めてくれるのです。
ブロッコリーもスーパーにいつでも売られていますから、積極的に食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
【まとめ】
血糖値を下げることのできる3つの食べ物について、紹介しました。
ここで紹介したものは、みな普段の食事にも取り入れやすいものばかり。
いろいろな料理に使える万能な食べ物でもあります。
今夜のレシピに迷ったら、ぜひ血糖値を下げる食べ物を使って作ってみてください。
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