【二千年ハス】は、<多久聖廟>の近くにある”聖光寺”の池に浮いている蓮の花のことです。
毎年、6月下旬から8月中旬にかけて見ごろだそうです。
【二千年ハス】という名前の通り約2,000年前のハスの実から栽培されたので、この名がつけられたそうです。
ですので、別名「古代ハス」とも呼ばれています。
【二千年ハス】がある”聖光寺”近くの自由広場では、<多久聖廟>のお火たきが、年末に行われ、毎年大晦日には、家内安全、厄除開運、無病息災など願い、悪魔祓い。罪浄化のために多くの参拝客が訪れるそうです。
お火たきが行われる広場の近くにある"西渓公園”では、紅葉、つつじ、桜など、自然色の移り変わりを楽しむことができます。
”西渓公園”では、約400本もの桜の木やつつじが植えられているそうで、春にはお花見、秋には紅葉が見られます。
【二千年ハス】が見られる”聖光寺”の周辺に安産の神様、縁結びの神様で知られる”西ノ原大明神”があります。
”西ノ原大明神”には、多久家の第7代領主の娘、悲しい死を遂げた『林姫』が祀られ、今でもお堂に遺体が安置されているのだそうです。
『林姫』が亡くなって以来、多久家には良くないことばかり起きるので、多久家第10代目領主の茂澄が、祈祷で有名な僧侶を招いて祈祷をしてもらったそうです。
このように【二千年ハス】が見られる”聖光寺”周辺も見どころが多い観光スポットとなっています。
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