【多久聖廟】は、佐賀県多久市にあります。
”廟”とは、神仏をまつっている宗教施設のことで、実際、この施設にもは、儒教の創立者である孔子も祀られ、施設には孔子の像も置かれています。
孔子は、中国の思想家で儒教を始めた人です。
【多久聖廟】を建てたのは、多久茂文いう人で、多久家の四代目領主だった人です。
多久茂文は、教育熱心な学問を大変重んじる人で、自分の領地民に宗教心をやしなってもらうために建てたのが”孔子廟”です。
古い歴史ある建築様式で、建築様式としては、日本の仏堂式ですが、彫刻や文様は中国様式で、今では、国指定の重要文化財になっています。
また、毎年春と秋の年2回、学問の神様として、孔子を祀る伝統行事が創立以来、開催され続けられています。
孔子の里ボランティア観光ガイドを利用することができるので、学問好や歴史好きの人は、訪れてみたい観光地、秋には、”廟”の周りの紅葉が美しいです。
学問の神様、”孔子”をお参りするために、毎年、受験生も訪れるそうです。
”孔子廟”の周辺には、武家屋敷も残っているので、歴史を顧みながら町を散策してみるのも良いです。
1,700年初期に建てられ、200年後の1900年初期に修復工事が行われ、今では、300年以上も経っています。。
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