喘息って一体何?
喘息は、年齢関係なく発症する病気で、名前だけは知っているという人も多数いるのではないでしょうか。
その患者数は、年々増加していると言われていて、日本だけでも400万人以上いるのが現状です。さらに、世界に視野を広げて見ると、患者数は3億人以上はいるという状況なんです。
そのため、身近な人が喘息患者だという人は少なくないはずですが、自分自身が喘息だとしても知らないことはあるので、たとえ近親者、恋人などが喘息であっても、知らないことは多いでしょう。
ましてや、身近にそういう人がいない場合は、なおさら詳しいことは知らない、知る機会も少ないのではないでしょうか?
実際、私も仲のいい友人の一人が過去に喘息を患っていて、今でも発作が起きないか心配で病院の薬を手放せない、というような状態なんですが、その友人と知り合って、持病に喘息があるということを聞くまで、私自身、喘息の詳しいことはあまり知りませんでした。
ただ、調べて分かったのは、喘息は甘く見てはいけない、ということです。この病気は、年齢や喘息の状態関係なく、生死に関わる場合もあるといわれていて、最悪の場合死に至ることもあります。
なので、当てはまる症状が一つでもあるのなら、「自分は喘息じゃないはずだから大丈夫だ」なんて思わずに、気を付けるべきものなんですよね。
喘息の症状
もし、喘息を知りたいと思ったなら、まずは症状を知るといいのではないでしょうか。私自身、最初に疑問に思ったのは、どんな症状が出るのか、というところでした。喘息持ちの友人から聞いたりしたことはあったんですが、基本的な症状しか知らなかったので、まずは他にどんな症状があるのかを調べてみようと思ったんです。
患者数が増えているということもあるので、もしかしたら自分のあの症状は喘息からきていたのかも知れない、と気付く可能性も十分にあるといえるので、その症状が喘息からのものではなかったとしても、知っておくといいかもしれません。
とはいうものの、その症状は喘息の状態や人によって違うものでした。
一般的にも知られていて、基本的な症状といえば、次のようなものが挙げられます。
・ヒューヒューゼエゼエという様な呼吸の乱れ
・息のしづらさ、息苦しさ
・なかなか咳が止まらない
もちろん、上記の3点以外にも、次のような症状が出ることもあります。
・喉に痰が絡みやすい
・咳が止まらないために喉が傷つき血が出る
・咳が夜中や朝方に咳が出て、なかなか眠れない、睡眠不足になる
・酸欠状態となり頭痛がする
・咳が止まらず呼吸がしづらくなるために意識がもうろうすることがある
この他にも、様々な症状がおこる場合もあります。
自分は喘息じゃないから安心だと思っている人で、熱もないのに咳が止まらない、よく痰が絡むということなど、喘息の症状とかぶる症状がしばらく出ているのであれば、喘息や同じ気管系の病気である気管支炎等を疑って、念のために病院に行って診察してもらってみる、というのもありなのではないでしょうか。
喘息の原因
症状が分かった私が次に気になったのは、原因でした。
喘息でも、他の病気であっても、必ず病気になる原因があります。その原因が何かを理解しなければ、たとえ治る病気だとしても、いつまでたっても治らないと思ったからです。
なぜ喘息になっているのか。喘息の症状が出ていて、喘息だと診断を受けたりしたのであれば、原因を考えてみましょう。
喘息とは、呼吸をするために使う気道という部分が炎症を起こしてしまったり、狭くなってしまうことから起こるものだといいます。
ただ、炎症を起こしているから、狭くなっているからと言って、一概にアレルギーや生活環境等が原因になっている、という風には言えないこともわかりました。
確かに、アレルギーや生活環境、生活習慣が喘息にあまりいい影響を及ぼしていないのは、間違いありません。ですが、それだけが原因、というわけではありません。
では、何が原因で喘息が起きるのか。原因の一つとして、普段の姿勢による骨の歪みが関係していると考えられます。喘息の人は、猫背だったり、姿勢が悪かったりすることが多い、というよりも、ほとんどの喘息患者がそうなのではないでしょうか。私の喘息持ちの友人も姿勢が悪い、という風に言っていたことがあります。
つまりは、猫背だったり、姿勢が悪いために身体の骨が歪み、それに伴い気道も狭くなる、ということなのです。
ただ、姿勢というのは、あくまでも喘息の本当の原因の一つにすぎません。原因は人それぞれ違うので、「じゃあこれが私の喘息の原因なんだ」と思うのではなく、自分の本当の喘息の原因を知ることが大事になってきます。そうすれば、自分に合った一番良い喘息の改善方法を見つけやすくなるかもしれませんからね。
喘息は薬じゃ治らない?
原因、症状が分かれば、あとは改善するだけですよね。
でも、病院の薬を使っていれば治る、というわけではありません。むしろ、薬に頼ってばかりいては、いつまでたっても治ることはありません。
なぜなら、病院が処方する喘息の薬というのは、喘息の発作が出るのを予防したり、一時的に抑制する効果しかないと言われているからです。もちろん、突然発作が出たという場合や、なかなか発作が治まらない時に薬に頼って、症状を抑えるのは大事なことです。
ただ、気管支炎等に効果がある市販薬や、病院の薬だけに頼るのではなくて、一番の原因である根本的な部分から改善をしていかなければ、治るものも治らない、ということです。
原因から改善方法を探す
では、どうやって薬に頼らず、改善していけばいいのでしょうか?
その答えは、先ほども書いたように、自身の喘息の一番の原因にあると言えます。
喘息の本当の原因を正したり、治したりすれば、次第に喘息は改善されていくのです。
たとえば、姿勢が悪いのが原因なのであれば、第一に姿勢を正していくのです。
喘息の根本的な原因が他のものなら、その原因を第一に考えて、改善する方法を見つけるのが一番です。
そういったのを踏まえた上で、私が気になったのは、喘息改善エクササイズというものです。
私が喘息の一番多い原因なのではないかと思った姿勢の悪さによる骨の歪みを治して、気道のねじれ等を正常に戻したりすることが出来るというんです。このエクササイズを考えた人は、いろんな雑誌にも載っている整体師で、海外でも有名な人だといいます。
実際、この方法で喘息が改善された人が70000人以上もいて、他の症状でもこの先生の治療を受けて数十万人の人が改善された、という話を聞いて、その効果は信じてもいいものだと感じました。
それに、この方法は自分の家でできる簡単なエクササイズなので、飽き性な人やなかなか時間が無い人等でも続けられるものになっているのではないでしょうか。
もちろん、自分なりに喘息の改善方法を探して実践するもよし、専門家などの推奨するものを使用してみるもよし。色々な方法があるので、選び方は人それぞれです。ただ、自分に合っていると思う方法を見つけて続けるのが大事なのではないかと、私は考えてます。