「櫛田宮」は、佐賀県神埼市、旧長崎街道にある古い神社で、吉野ヶ里遺跡の近くにあり、古事記や日本書紀に記されている第12代景行天皇によって建てられた神社です。
平安時代末期(1,190年ころ)に活躍していた将軍、平清盛一族、平家の荘園が神埼地にあり、平清盛が富を得て勢力を伸ばす一端になったといわれています。
景行天皇が、神崎地に櫛田神社を建てる前は災いが続いていたそうですが、櫛田神社が建てられ参拝されてからは、災いがなくなり櫛田大名神が祀られ厄除け神社として知られるようになりました。
境内には樹齢約700年の楠や神馬像、神埼そうめん発祥の地でもあり歴史的背景とともに、昔の繁栄が今も伝えられている見どころが多い神社です。
境内の入口を入って、最初に目にする肥前鳥居がとても立派で歴史の重みを感じます。
鳥居をくぐった先には池と神橋に出くわし、橋を渡ると厳島神社があり、古い日本家屋も残っています。
また、蔦がびっしり絡まった橋と神社の光景はとても風情があって美しいです。
神社の規模としても大きく、昔使われていた祭壇、日清戦争時、船に積まれていたオランダの大砲など、歴史的物品や建造物など、境内の見取り図通り、見どころいっぱいのスポットです。
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