書道と聞いて大体の大人は子供の頃の冬休みの宿題になった方が多いと思いますので懐かしいと感じる方が多いと思います。また冬休みの宿題としての習字は今でもありますので今度は私たちが子供に教えないといけません。その時に子供が自信を持って習字を書ける様になる為にはどの様にして教えるのかが大切になります。実は知ってしまえばさほど難しくはありませんので、ぜひ覚えておいていただければと思います。
そもそも何故子供は習字に対して苦手意識を持っているのかと言いますと、お手本が遠かったり、お手本の見方が分からなかったりする事が殆どなのです。ですので最終的自信がなくなってしまって細くて小さな字になってしまう訳なのです。
先ず最初にお手本が遠いと言う点についてですが、習字を習っていない子供は特に筆運びうんぬん以前の問題としてスズリや文鎮などの習字道具をどの様に配置したら良いかも分からないのです。ですのでもし半紙の上にスズリを置いてその上にお手本を置いたとすると距離が遠すぎますのでお手本のイメージが忘れた頃に半紙に書くようになるので、この場合には必ず半紙の上の直線に合わせて直ぐ左側に合わせてお手本を置く様にしましょう。そうすると目の移動距離が短くてすみますので断然時のバランスが上手くなります。学校でも先生が『習字が上手くなるコツはお手本を良く見る事です。』と言いながらもどうやったらお手本が良く見えるかまでを教えてくれる先生が少ないのでぜひお子様に教えてあげると良いと思います。
またもう一つ、習字で自信を付けられる方法ですが、いざお手本をみて半紙に書き始めようとしても習字経験がない場合には普段授業で使っているノートのマス目に比べると半紙は真っ白でとっても広いスペースがあります。ですのでお子様としてはどうやって書き始めたら良いかを戸惑ってしまいがちです。
そこで学校では教えてくれない親ができる方法ですが、薄い鉛筆かシャープペンシルで先ずお手本の文字数に応じて書くスペースを半紙に線を引いてあげましょう。そうする事で子供としてはいつも使っている国語のノートの様な感覚を思い出す事ができますので、バランスが良くなります。一度お手本に習って子供に書いてもらうと線が何もない状態のものと比べるとバランスが取れているはずです。もしそうであればここで一度褒めてあげましょう。それだけでも子供はとっても嬉しくて自信がつくはずです。
またもうワンステップと致しましては、習字は鉛筆と違って筆を使用しますので使い勝手が全然違います。この問題をクリアしてあげると断然自信が付きます。その方法と致しましては同じく鉛筆で一画目はここから初めてここで終わる。二画目も同じく始点と終点を半紙に印をしてあげます。これはよくある漢字ドリルの方法と同じになります。そうする事で子供は導かれた順番に乗って習字を練習する事ができます。
この様に2つの方法を持って子供に習字を教えてあげれば間違いなく自信を付ける事ができるでしょう。
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