うつの人が自信を持つ方法

昨今の社会では色々なハラスメントから来るストレスが講じてうつになってしまう人が急増しています。また一人の上司から同じ言葉を複数人聞いたとしても人によって受け取り方が違いますので中にはある一言で自信喪失になってしまう方もいます。そしてそれまでの自分とは違って自信が持てなかったり、周りから自分の事が認められていないことに酷いうつ状態になってしまう場合もあります。ですのでうつと自信の２つの言葉は切っても切れない関係があるのです。
ですのでうつの人達は人から認められていないと言う問題を解決させる為に、勉強をして資格を取ったり仕事で良い成績を出すことを代償にして周りからの良い評価をもらいそして自分自身の自信を上げて行こうと無理をしがちになってしまいます。だだこの努力は決して無駄な事ではないのですが、精神的に落ち着いていない状態で自分に負荷をかけすぎてしまうと、どうしても限界に達するのが早くなってしまい、ある日突然電気が切れたかの様に更に酷いうつになって何にもできない状態になってしまう場合があります。
また最近ではうつの中でも色々なパターンがある事が分かっていますが、その中でも新しいタイプのうつである非定形うつ病やパーソナリティ障害、摂食障害等についてはいくら休養をしたり薬物投与を行なってもなかなか回復するのが難しい場合があります。ではどの様にしたら回復するのかと言いますとやはり根本的な心の内的な問題を克服しないと一進一退を繰り返してばかりで回復の兆しが見えてこないのです。
そしてこのタイプのうつの回復に欠かせないキーワードが「自信」になるのです。うつの方に対してどの様にしたら自信を取り戻す事ができるかと言う統計を取った時に、殆どの方が『以前の様に周囲の人から褒められたり良い成果を上げた事で他人から賞賛されれば自分に自信が取り戻せたと感じる』と言う回答が返ってきます。しかしここで考えるべきポイントはそもそも自信とはどの様な物なのでしょうか？自信と言う字を分解してみると「自分を信じる」と書きます。当たり前の様に思えますが実はこの事を自分の心に植えつければそれまでの概念が変わってきます。他人に認められると言う結果の前に自分自信を信じることができなければ人の目にも留まりません。また自信と言うのは何かの証明書が付いている訳でもなく目に見えない物になりますので自分の心の中に戸惑いがあったり動揺がなく、安定した気持ちで何かに取り組める状態こそが自信のある状態だと言えるのです。
ですのでうつの人達だって趣味や一人で没頭できるコツコツとした作業ができる事があります。逆に一般人では投げ出したくなる様な
事ができる場合だって多々ありますので、その様な成功から「自分にもできた」と言う小さな成功を重ねて行くことで自分の心がワクワクしてきたら自信がついてきたと言っても良いでしょう。くれぐれも大きな目標は立てずに「小さなことからコツコツと」が大切になります。