愛犬のしつけに恐怖や痛みは要らない。大切なのは主従関係ではなく家族関係を築くこと。

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・天罰方式という犬に恐怖心を与えることで行動を矯正するしつけ方法

・飼い主が常に主であり、犬は従うものだという考え方

・嫌なことを無理矢理させて人が強いということを分からせる方法

・ソファに乗せてはいけないという考え方

・人が先にご飯を食べるのが当たり前という考え方

・怖がることを無理矢理することで従わせようとする方法

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日本だけではなく、世界中でペットとして飼われている動物の中でも、犬を選ぶご家庭はとても多いようです。

家庭に癒しの存在として、留守を守る番犬として、犬を選ぶ理由は様々であっても、家族の一員として愛しているのは、どのご家庭でも同じことと思います。

しかし、そんな愛くるしい家族の一員である犬でも、しつけに悩んでいるという飼い主の方は多くいらっしゃいます。

色々なものを噛むクセがある、むやみに吠える、散歩中に引っ張るなど、一生懸命しつけを行っていても、全然改善されないと頭を抱えている方は、しつけの方法が間違っているのかもしれません。

あなたが行っているしつけは、上記の引用文に当てはまるような考え方や、方法ではありませんか?

このような考え方や方法は、犬そのものを尊重しているわけではなく、人間に従わせるというものです。

犬にも、ちゃんと感情があるのです。
ちゃんと私たち人間の言葉が、通じているのです。
褒められれば嬉しいですし、怒鳴られたり殴られたりすれば、もちろん恐怖や痛みも感じているのです。

飼い主の指示に従わせることは時として、とても大切になることがありますが、そこに恐怖や痛みは全く必要ありません。

犬との間に、確実な信頼関係を生み出すことで、犬を支配せずとも、しつけることができるのです。

例えば、あなたは自分の子供に、しつけだと言って暴言や暴力をふるいますか?
恐怖や痛みを与えて、子供を支配しようとしますか?
そんなことはしなくても、子供のしつけを行えているはずです。

犬は子供と同じ、あなたの家族の一員です。
主従関係ではなく、真の家族関係を築くことが大切なのです。

まずは、どうして噛んだり、吠えたり、引っ張るという行動をとるのか、なぜ飼い主であるあなたの指示を理解しないのか、感情的に犬を押さえつけてしまう前に、それを考えてみてください。

犬のそれらの行動は、犬ならではの感情表現でもあると言われています。
ただ、その表現が間違ってしまっているだけであって、犬は感情を伝えているに過ぎないのです。

その間違った表現方法を正し、教えてあげるのが、飼い主であるあなたです。

あなたが犬のしつけに対する正しい知識や考え方を持って行えば、必ず改善されます。
闇雲にしつけを始めてしまう前に、改善されないと諦めてしまう前に、あなた自身が正しいしつけの方法を知り、学ぶことが、最も重要で一番の近道であると言えるでしょう。

残念ながら、日本では、まだまだ上記に挙げたような考え方や方法がとられているのが現状です。
しかし、海外では既に、犬を家族の一員である、と犬そのものを尊重した方法がとられています。

一旦、あなたが行っているしつけの方法や考え方を止めてみましょう。
そして、愛犬と心から向き合ってください。

しつけの正しい知識を自分自身に身に付けて、愛犬と暮らす日々を幸せで癒しに溢れる、有意義なものにしていきましょう。

あなたの目の前にいる愛犬は、あなたの子供、家族の一員で、かけがえのない存在なはずです。

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