
ダイエットに失敗した話
記事の目次
1何がキッカケでダイエットをしようと思ったか
キッカケは、大学受験の失敗でした。
浪人が決まって、すべてが嫌になったからです。しばらく自問自答しながら、絶対に大学受験を成功させると決めたほかに、高校3年間で培った脂肪の塊をそぎ落とそうと決意したのがきっかけでした。浪人生活は自分との戦いです。時間を徹底的に管理し、時間を作って勉強することが不可欠です。しかし、健康面上において、まちがいなく80キロの大台に達していた私の太った体型を、なんとか減らすことも、私にとって大学受験と並行して達成しなくてはならない課題であると感じました。
志望大学合格、そして脂肪を落とす。ということに時間を作ることに必死になった時期でしたが、本当に有意義な1年間だったと感じます。
しかし、大学受験は成功したものの、ダイエットは失敗に終わりました。
ダイエットのやり方は正しかったと思います。が、意志の弱さやストイックな状況が、毛局、ダメにしてしまった原因なのではと考えています。
2どんなダイエット方法を行ったか
ダイエットのやり方は、運動でした。ある格闘家が出版したダイエット本の通りに進めてみました。内容は、ジョギングと筋肉トレーニングを合わせたものの他に、食事の摂り方をミックスしたものをベースに取り組んでみました。
筋トレをするために、利用したのが市民センターでした。あえて、そこまで行くのに、ジョギングをして行くことに決めました。自宅からの距離は3キロ弱でした。雨でも風でも、どんな時でも毎日走ること1年間です。途中、体調を崩すこともありましたが、その時を除けば毎日のように走ったのを思い出します。
市民センターは、必ず15時くらいには到着するようにしていました。そこから3時間、みっちりと筋トレします。本格的な機械を使うのではありませんが、一通りの器具を使用して、軽めの重さで素早く器具を動かし、筋肉を程よくつけるように努めました。
そして、18時にはまた、自宅まで走りました。
走って、鍛えて走っての繰り返しです。半年間は体重計に乗らず、とにかくストイックにがんばりました。
3失敗の原因は
ダイエットで痩せたかというと、80キロから75キロまでは痩せました。
しかし、ここまで努力をしたのにも関わらず、たったの5キロしか減量していないことに対しては、時間と労力、お金の部分で感じたことは、対価があまりにも少ないことです。やればやるほど成果の上がっていった受験勉強とは違い、汗水流してあれだけストイックに努力したダイエットは、1年間でたった5キロです。
失敗した原因は明確でした。それは、運動が激しすぎたため、カロリーを消費しすぎてお腹が空いてしまったためです。つまりは、過度の運動からの過度のどか食いが原因でした。本来は、食事のとり方の工夫は大切だと思います。その原則を無視し、たくさん食べてしまったのです。
運動してるから大丈夫という過信と、定期的な体重計測をしなかったためかと考えています。根性論では太刀打ちできないのがダイエットです。しっかりとした数値化、計測、そして食事の内容を配慮した方法が大切かと思います。
4失敗しないためには何が必要だった?
失敗の根源は、根性論でしょう。今にして思えば、大学浪人生活で半分、自己崩壊していたため、本来のダイエットの成功目標が完全にぶれてしまった気がします。
つまり、痩せるという明確な目標ではなく、浪人してストイックになり、世間や自分に反論反感する自暴自棄な自分を、走ったり、筋トレすることによって周りの人に表現していたと思います。
ダイエットを失敗しないためには、自分自身を痛めつけることは絶対によくないです。
モチベーションを高めて、集中し、継続することの重要性を非常に感じます。
ダイエットでよく、3日坊主で終わるのは実は人として当然の流れです。
その3日以降、ずっと継続していられるか。そこからの意識の持ち方が大変必要だと思います。
集中力・継続力そして、結果にこだわる力が必要です。
色々なダイエット方法はあるかと思いますが、どんなダイエットでも良いと思います。
しかし、もっと根底になる意識、心の持ち方が大切です。
5今後、ダイエットの予定は?
ダイエットの予定はあります。時間をかけずに、かつ、お金をかけず、つらくなく、くるしくない、快適なダイエット方法を試したいと思います。
運動系ダイエットは長続きしません。日々の生活において、そもそもダイエット目的で運動すること自体が、今のライフスタイルには合っていない気がします。
それぞれ色々な現状があるかと思います。仕事で忙しい方、育児に負われている方、そして、ダイエットをしたいけれど、健康的に過度の運動ができない方はたくさんいます。
そこで、私は、食事に配慮したダイエットで健康的に痩せることにしました。
ダイエット期間はまずは、半年間です。しっかりと毎日、体重を計測します。そして、食事の内容を把握するため、日記のように記録します。
また、良く噛み、満腹中枢を刺激して腹八分目で取り組もうと思っています。
食べる順番にも工夫します。インスリンの働きを抑制し、太りにくい食べ方を行います。具体的には、野菜を食べ、肉類等を食べて、最後に炭水化物を食べる順です。
6ダイエットに失敗してしまった方へのアドバイス
たくさんの情報が溢れるダイエットブームの中で、情報に踊らされるか、支配するか。
それにかかっている気がします。
たくさんのダイエット方法を試しては、次のダイエット方法へ移行するような浮気性な気持ちをもう止めて、長期スパンで取り組んでみることが大切です。
確かに、世間では1週間で痩せるだとか、3ヶ月で20キロなど、あなたの心を揺り動かすキャッチコピーで日常、溢れています。
信じるか信じないかはあなたしだいですが、それよりも、自分自身の体で、長期的に計測しながら確かめていき、行動することだと思います。
それでも、面倒くさい。と思うのなら、やはり、ダイエットで成功している生の声を是非聞くべきでしょう。
どこからか、情報を持ってきたような内容を信じるのではなく、実践して成功したダイエット成功者から話を伺い、素直に実践してみるべきだと思います。
失敗というのは、おそらくダイエット期間をじっくり試していない人の言葉です。
成功するまでやること。そうすれば失敗ではありません。
常にダイエット期間中には、多くの壁が現れますが、そのほとんどが、メンタル的なものです。
欲望に打ち勝ち、目標を達成するという覚悟を持って、まずは、ストレスを無くしながら楽しく進めましょう。