マルチビタミンと血糖値の関係とは
生活習慣病の1つでもある、糖尿病。
血糖値が高く、下がらない状態のことをいいます。
血糖値の高い状態が続くと様々な合併症を引き起こす危険があるため、食事や運動などで血糖値を下げなくてはなりません。
さて、そんな血糖値ですが、マルチビタミンを摂ることで上昇を防げると言われていますが、本当なのでしょうか。
血糖値とマルチビタミンの関係について、紹介していきます。
ビタミンは糖の代謝に必要不可欠
ビタミンは三大栄養素(脂質、糖質、タンパク質)の代謝に必要不可欠なもの。
そのうち糖質の代謝に関係しているのが、ビタミンB1やビタミンB2になります。
食事で炭水化物(糖質)をたくさん摂っているのにビタミンが少ないと、糖の代謝がスムーズに行われずに糖が余ってしまいます。
その余った糖が血液内に溜まることで、血糖値が上昇するという仕組み。
一時的なものならば分泌されるインスリンによって血糖値も下がりますが、慢性的にこのような状態が続くと危険です。
インスリンの分泌が悪くなり、糖尿病と診断されてしまうでしょう。
現代人は炭水化物を摂りすぎてビタミンが不足傾向にありますので、気になる人はマルチビタミンを摂取してみてはいかがでしょうか。
まとめ
マルチビタミンと血糖値の関係について、お話ししました。
マルチビタミンは「血糖値を下げる」というより、むしろ「血糖値が上がらないようにする」といった予防の意味合いが強いです。
きちんとマルチビタミンを摂って糖質の代謝を促し、血糖値が上がりすぎないように気をつけていきましょう。