玄米をお粥にしても消化は変わらない
玄米はお粥にすることで柔らかくなります。
柔らかくなれば、消化吸収がよくなるのではと感じてしまうけれども、実は違っていて、さほど変わりません。
おかゆにすることによって白米の部分が柔らかくなり、消化が良くなります。
ですが、糠の部分は不溶性食物繊維が豊富に含まれているため、おかゆにしても硬さそのままになります。
そのため、中の白米部分は柔らかくても糠が変わらないため、消化吸収が良くなるわけではありません。
消化吸収が変わらないため、胃にかかる負担もさほど変わらなくなります。
白米の部分が柔らかくなりますので、その点に関しては負担軽減できるけれども、しかし、消化しにくい糠の部分が残るため、十分消化できるまで胃は働き続けなければいけません。
それにより、胃の調子が悪くて玄米お粥にしても、ご飯として食べているのとさほど変わらないため、体調が優れない時の玄米はおすすめできません。
ダイエットには玄米お粥は最適な食べ物
体調悪い時の玄米お粥はおすすめすることができませんが、ダイエット時の食べ物として玄米お粥は最適なためおすすめできます。
玄米お粥は、柔らかいのに消化が悪いので健康面に関してはデメリットとなるけれども、この消化が悪いことがダイエット効果を発揮してくれます。
ダイエットの際、カロリーの摂取量を抑えなければいけなくなりますので、自然と食べる量も減らしていかなければいけません。
食べる量を減らすと、満腹が得られにくくなりますし、さらに、消化が早く今までよりも空腹になるタイミングが早くなるため、辛くなります。
玄米お粥は、ご飯を食べる時とさほど変わらない消化スピードとなりますので、腹持ちが良いです。
それだけでなく、お粥は、水分を多く吸収して膨らんでいる状態なため、少ない量でもお粥にすることで十分な量となり、カロリー摂取量を抑えることができます。
白米のお粥でもダイエット効果があるのですが、それ以上に玄米はダイエット効果が高まりますので、おすすめしたいダイエット法の一つです。
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