「佐賀市歴史民俗館」は、旧銀行や旧住宅などの建物自体が佐賀市の重要な財産で、この建物自体、後世に残そうと現在では保存準備のために整備中になっています。
通常、民俗館というと、博物館のような資料が並べられたり、新たに建設されますが、佐賀市では古い建物そのものが民俗館として利用されている点に興味深いものがあります。
「佐賀市歴史民俗館」の旧古賀銀行は、1885年に建てられたもので、この建物の他に数件、すでに開館されており、その建物も佐賀市の重要文化財に指定されています。
建物の中への施設見学は自由に行われており、建物内ではイベント、展示、ミニ音楽コンサートなども開かれています。
佐賀市では、旧家や銀行後の建物を市の重要文化財として保存し、市民のコミュニケーションの場として活用しています。
大正初期に建てられた旧家も残っており、当時の建築技術を垣間見ることもできます。
中でも旧銀行後の建物は、堅牢で建物の中に当時を思わせる和風のシャンデリアが見られます。
机やソファ、置物なども立派なものが多く見ごたえがあります。
佐賀県の世界遺産に登録されているものもあり、佐賀県には、江戸時代の薩摩藩主だった人物の旧家が数多く残っています。
旧家の中には商店や物産店として活用されている住宅もあり、紅茶とお茶菓子が飲める喫茶スペースもあります。
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