佐賀県唐津市に豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として建てられた名護屋城の隣に「佐賀県立名護屋城博物館」があります。
「佐賀県立名護屋城博物館」には、秀吉が、朝鮮へ出兵する前の名護屋城での暮らしの様子や日本と朝鮮との交流資料や物品などが展示されています。
名護屋城跡地や周辺の陣地跡は、国の特別史跡に指定されており、朝鮮半島や中国からの観光客も多いです。
名護屋城は、秀吉が朝鮮帰国後に廃墟となりましたが、「名古屋城博物館」では、今でも発掘調査が行われ、保存整備がすすめられています。
また、日朝交流をテーマに佐賀県唐津市の歴史や文化についての展覧会が定期的に行われ、国際交流専門の会員が学校へ出向いて講座を開いたり、博物館のイベントとして、韓国語スピーチコンテストや講座が開かれたり、日朝の交流においての歴史や文化の教育普及にも取り組まれています。
名護屋城は、豊臣秀吉が、朝鮮出兵(1500年末期)の際、準備基地として築かれたもので、お城の周辺では、城下町が栄えたそうですが、秀吉死後、廃城となり唐津城に移築されたとも伝えられています。
北に玄界灘が見渡せる景勝地でもあり、見晴らしが良く、朝鮮へ出兵しやすい場所でした。
博物館の1Fのミニシアターでは、バーチャルリアリティーで約420年前の当時の名護屋城を視察することができます。
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