佐賀市諸富町(もろどみちょう)は、昔から木工業が盛んで、伝統を受け継いだ、高品質な材質と洗練されたデザイン性の高い家具作りが今でも盛んに行われており、装飾品として楽しめる家具も多々作られています。
1,930年代に旧国鉄佐賀線が開通したことを受けて、約400年以上もの歴史を誇る家具の産地、福岡県大川市から大勢の人々が行き来するようになりました。
1,950年代には筑後川にかかる諸富橋が開通して、ますますお互いの行き来が盛んになりました。
筑後川は昔から、木材を運ぶ運河として利用され、大川には船大工がたくさん集まっていたので木造船も盛んに作られていました。
人々の往来が激しくなると同時に家具作りに対する大川家具の伝統的な技術も伝えられ、諸富家具はますます発展し、高品質でオリジナリティーあふれる家具が作られるようになりました。
特定の家具だけでなく、バリアフリー家具、玩具家具など、木製品必要範囲は広がり、個性的な家具メーカーが増えています。
今では、佐賀市諸富町は、福岡県大川市に次いで、九州で2番目に大きい家具産地になっています。
また、特別注文を受けオーダーメイドの時計、アクセサリーを請負うメーカーもあります。。
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