佐賀市に約200年の歴史がある伝統菓子「あめがた」があります。
飴の起源は、かなり古く中国の書物によると紀元前には、飴が作られていたという記述が残っています。
日本の900年中ごろの書物にも記述が残っているので、飴がかなり古くに作られていたことがわかります。
日本で本格的に「あめがた」づくりが始められ、数件の専門店まで登場したのが江戸時代末期に入ってからで、おやつに利用されていたと言うよりも妊産婦の産前産後の滋養や健康志向が高い人が、健康維持向上に利用されていました。
「あめがた」は、国内産のもち米と麦芽水飴で作られていますが、さらに健康食を意識され、「あめがた」製造専門店によっては、ナチュラルチーズ入りの「あめがた」を製造しているところもあります。
どこの「あめがた」専門店でも江戸時代末期からの伝統製法が守り継がれてきています。
素材選びもさることながら、手づくり手法も変らず守り継がれ、昔ながらの麦芽糖の素朴な甘味あじと滋養食が評判で人気です。
「あめがた」は、もち米と水飴だけで作られているシンプルなつくりの飴ですが、ビタミンやミネラル類が豊富に含まれ、産後の母乳の出が良くなることから、「乳飴」とも呼ばれているそうです。
コメント