佐賀県唐津市の唐津湾に約5キロ弱の長さに渡って約100万本のクロマツが生い茂り、幅が約700メートル、ちょうど海岸沿いに綺麗な弧を描いたように広がっています。
何故「虹の松原」と呼ばれているのかは定かではありませんが、松が植えられた当時、松林区域の長さが「二里の松原」と呼ばれていたことが語源という説もあります。
実際、江戸時代には「二里の松原」と呼ばれていたそうで、明治時代に入ってから「虹の松原」と呼ばれるようになったのだそうです。
唐津の「虹の松原」は、日本の三大松原の一つで国からは特別名勝に指定されています。
その他、香り風景100選、日本の道100選、日本の白砂青松100選にも選ばれています。
唐津の「虹の松原」は、ダントツな広大さで、静岡の「三保の松原」、福井の「気比の松原」の約7倍もの広さを誇っています。
唐津の「虹の松原」の始まりは、1,600年代、初代唐津藩主だった寺沢広高が海風や海砂から農地を守るために唐津湾の海岸沿いに松の木を植えたのが始まりでした。
唐津の「虹の松原」は、唐津城や鏡山展望台からの眺めも最高で、日本各地や海外からの観光客も多く、わざわざ景色を写真に撮るために来る観光客もいるそうです。
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