佐賀県の名物と言えば、嬉野温泉のとろけるように美味しい「嬉野温泉湯豆腐」が有名です。
嬉野温泉水でコトコトにこむことで、豆腐の角が取れて温泉水に豆腐が溶けだし、透明の温泉水が白く濁り、大豆のうま味、豆腐のうま味が味わえます。
豆腐作りに使われている大豆は、佐賀県産のものが使用されています。
とろみになる秘密は、温泉水質と豆腐の溶けだした成分にあります。
嬉野温泉水は、弱アルカリ性、豆腐をとろけさせ豆腐の成分と混ざり合い、とろみのある美味しい出汁となります。
嬉野温泉湯豆腐は、江戸時代から続く伝統的な料理で、魚介類や野菜類をいれて、嬉野温泉湯豆腐料理として当時から親しまれており、老舗のお店も多数あります。
湯豆腐の残り出汁は雑炊にしたり、しゃぶしゃぶにして食べると美味しく、さまざまなアレンジレシピに利用されています。
例えば、
多いめに大豆を使って濃いめの豆腐で、茶わん蒸し、豚汁、カレーのルー、お月見団子、餅入りぜんざい作りに応用されています。
甘さ控えめヘルシーなお菓子作りにも応用されています。
クレープ、チョコチップ入りスコーン、生チョコレートなどでです。
嬉野温泉湯豆腐は美肌にも効果的と言われているので、アレンジレシピで、美味しくいただきたいですね。
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