いびきを改善するには、原因に合った方法を選ぶことが大切です。
いびきの原因として多く挙げられるのが、「鼻詰まり」「口呼吸」「喉の脂肪」「日常生活」です。
それぞれに適した改善方法を、ここでは見ていきましょう。
☆鼻詰まりが原因のケース
鼻詰まりによっていびきを発している場合には、鼻詰まりを解消することを優先しましょう。
・鼻を温める
水に濡らして軽く絞ったタオルを、電子レンジで温めて蒸しタオルを作ります。
それを、ベッドに入る前に鼻に当てるだけで、鼻詰まりを解消することができます。
この方法は、鼻詰まりが解消できるだけでなく、リラックス効果も得られるので、寝る前にはおすすめの方法です。
・点鼻薬を使う
鼻詰まりを解消するために内服薬を活用することもできますが、いびきを改善するには点鼻薬のほうがおすすめです。
内服薬のなかには、筋肉を緩めて気道を狭めてしまう成分もあるからです。
・鼻孔を拡張するテープを使う
鼻孔を拡げて空気の出入りをスムーズにすることで、鼻呼吸がしやすくなります。
粘着力が強く、バネがしっかりしたものを選びましょう。
☆口呼吸が原因のケース
口呼吸が原因になっているいびきの改善は、根本的な改善に合わせて即効性のある方法を併用してみましょう。
・根本的な改善には筋トレ
口周りの筋肉を鍛える「あいうべ体操」「ペットボトルのペコペコ体操」がおすすめです。
舌の筋肉を鍛える「ららら体操」も一緒に行いましょう。
・即効性のある改善には寝方の工夫を
寝方を仰向けではなく横向きやうつ伏せにする、口を強制的に閉じさせる市販のテープ、マウスピースの活用などがおすすめです。
☆喉の脂肪が原因のケース
喉の脂肪が原因のいびきを改善するには、ダイエットすることが最も重要です。
それに合わせて、喉の筋トレを行い、効率良く喉の脂肪を燃焼させましょう。
・喉の筋トレ
顎を上下左右へと動かします。
首の一部分が引っ張られるのを感じられる程度に動かすことがポイントです。
・首の筋トレ
首を手で負荷をかけながら前後左右へ倒して、しっかりと曲げ伸ばしを行います。
ぐるっと首を回すのも良いでしょう。(反対回りも)
ゆっくりと時間をかけて行うのがポイントです。
☆日常生活が原因のケース
日常生活の習慣がいびきを招いているケースもあります。
・寝酒の習慣
寝る前のアルコールは、喉の筋肉を緩めて気道を狭くさせがちです。
飲酒は寝る前ではなく、就寝2時間前までには済ませるようにしましょう。
・ストレスの蓄積
ストレスが溜まっているといびきに現れることもあります。
好きなことに打ち込む時間をとったり休息をとったり、上手にリフレッシュしましょう。
・疲労蓄積
ストレスと同様、疲労が溜まっているといびきをかきやすくなります。
1日1日、しっかりと回復できるように栄養バランスの良い食事を心がけたり、ゆったりと入浴したりしましょう。
☆原因に合った改善方法が一番の近道
ここまで、いびきの代表格ともいえる原因別に改善方法を見てきました。
自身のいびきの原因がどれに当てはまるのかを見極めて、その原因にあった改善方法を試してみましょう。
それが、いびき改善への一番の近道といえます。
医師が推奨している枕に変える
医師が推奨している枕の1つが、横向き寝まくら「YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)」です。いびき対策で良い効果が期待できるもの1つが「横向きで寝る」ことです。この枕は横向き寝をしっかり支えてサポートしてくれます。横向きに寝るだけで気道を確保してくれます。いびきで悩んでいる人なら持っておきたいものの1つです。