以前、「いびきには種類があった!それぞれに合ったいびき改善グッズの選び方とは?」の記事でも、いびきには種類があると紹介しました。それが、「鼻いびき」と「喉いびき」です。
鼻いびきの場合には鼻詰まりが主な原因なので、それを解消することでいびきの改善が図れます。しかし、喉いびきはそうはいきません。
ここでは、喉いびきについて見ていきたいと思います。
☆喉いびきの原因
当サイトでも何度も伝えているいびきの原因に、舌の根元が喉元へと落ち込むことで気道が狭くなることを挙げてきました。
それこそが、喉いびきの原因なのです。
喉いびきは口呼吸によって引き起こされることが多いのですが、口呼吸の原因にも様々なことがあります。
☆喉いびきを起こす口呼吸の原因
口呼吸になる原因を見ていきます。
代表的な原因が鼻詰まりです。
鼻詰まりを起こすと鼻呼吸がしにくく息苦しくなるため、口呼吸へと切り替わります。
鼻詰まりは先述したように鼻いびきの原因にもなりますが、口呼吸を引き起こすことで喉いびきの原因にもなり得るのです。
そして、口呼吸が習慣化している人もいます。
日中の起きている時間帯に口が開いている人は、口呼吸がクセになっていると考えられます。
また、ストレスや疲労を溜め込むと身体は酸素を多く取り入れようとする働きがあるので、口呼吸になりやすいとされています。
ほかにも、肥満体質やアルコール・睡眠薬の摂取、生まれつきの骨格なども、口呼吸の原因として考えられています。
☆喉いびきを改善するには口呼吸の改善を
喉いびきを改善するには、口呼吸の改善を図ることが必要です。
口呼吸の改善には、日中に鼻呼吸を意識して習慣化することや、口周りの筋肉を鍛えることが重要です。
鼻詰まりがある場合にはそれを解消して、鼻呼吸がしやすい状態にしておくことも必要でしょう。
では、口周りの筋肉を鍛える運動を1つ挙げてみます。
・方法
500mlの空になったペットボトルを、唇だけでくわえます。
そして、強く息を吸ったり吐いたりして、ペットボトルをへこませたり膨らませたりします。
ある程度簡単に行えるようになったら、徐々にペットボトルの大きさを大きくして負荷をかけていきましょう。
☆喉いびきは睡眠時無呼吸症候群を引き起こす
単なるいびきと考えている人も多いのですが、今回焦点を当てている喉いびきは睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことにつながります。
鼻いびきよりも喉いびきのほうが引き起こしやすいとして、専門家は警鐘を鳴らしています。
すでに睡眠時無呼吸症候群の兆候が見られる場合や、口呼吸がなかなか改善されないという場合には、医療機関で専門家の診察を受けることをおすすめします。
睡眠時無呼吸症候群は命にも関わる重大な病のひとつですから、軽視しないようにしましょう。
睡眠時無呼吸症候群をエクササイズで解消
睡眠時無呼吸症候群を自分でエクササイズで解消したい方は「睡眠時無呼吸症候群を解消するためのエクササイズ マニュアル」を見て下さい。この方法は、CPAPもマウスピースも使いません!睡眠時無呼吸症候群を引き起こしている「ある部分の衰え」をエクササイズで鍛えれば根本改善するという仕組みです!
☆鼻いびきよりも厄介な喉いびきは根気よく改善を
ここまで、喉いびきについてお話してきました。
先述したように、鼻いびきは鼻詰まりを解消すれば改善することが多いのですが、喉いびきは原因をしっかりと把握したうえで根気よく改善していく必要があります。
成果が見えないからといって諦めずに、コツコツと口周りの筋肉を鍛えたり意識付けを行っていきましょう。
医師が推奨している枕に変える
医師が推奨している枕の1つが、横向き寝まくら「YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)」です。いびき対策で良い効果が期待できるもの1つが「横向きで寝る」ことです。この枕は横向き寝をしっかり支えてサポートしてくれます。横向きに寝るだけで気道を確保してくれます。いびきで悩んでいる人なら持っておきたいものの1つです。