いびきを改善するためには、寝方を変えることもひとつの方法です。
寝方には「仰向け」「横向き」「うつ伏せ」の3種類がありますが、いびき改善にはとの寝方が良いのでしょうか。
今回は、いびきと寝方について紹介していきます。
☆仰向け
最もスタンダードな寝方といえば、仰向けではないでしょうか。
仰向け寝が定着している人も多いことでしょう。
しかし、いびきの観点から見ると、仰向けの寝方が最もいびきをかきやすいといえます。
仰向けで寝ると、どうしても重力によって舌の根元が喉元へと落ち込みやすくなってしまいます。
その結果、気道が狭くなりいびきを発するようになります。
ただ、いびきの観点から見ると最もNGな寝方である仰向けは、健康面から見ると最も良い寝方でもあります。
肩や腰などへの負担が最も少ない寝方だからです。
☆横向き
仰向けの次に多い寝方が横向きでしょう。
抱き枕などを使っていたり子供と添い寝をしている人は、横向きの寝方が定着していると思われます。
いびきの観点からすると、いびき改善には効果的な寝方です。
顔が横を向いていることで、舌の根元が喉元へと落ちることはなく、気道を十分に確保できるからです。
しかし、寝返りを打ちやすい寝方でもあります。
その理由として、身体に挟まれた腕や下になった足への負担が大きく、圧迫されているのを解消しようとするからです。
これを見てもわかる通り、健康面から見ると肩や腰に負担が大きい寝方なので、あまりおすすめはできません。
☆うつ伏せ
子供に多い寝方のうつ伏せですが、うつ伏せで寝ると安心するという大人もたくさんいます。
うつ伏せで寝ることは、いびきの観点で見ると効果的な寝方といえます。
横向きと同様に舌の落ち込みがないので、気道が狭くなってしまうことがありません。
ただ、やはり肩や腰への負担が大きい寝方です。
うつ伏せの寝方が原因で、腰痛を引き起こしたり骨盤が歪んでしまう人もいるので、健康面からするとおすすめできない寝方といえます。
☆どの寝方が一番ベスト?
ここまで、仰向け・横向き・うつ伏せの3種類の寝方を見てきましたが、どの寝方でもメリット・デメリットがあります。
では、どの寝方が一番ベストだといえるのでしょうか。
健康面は最も重要視しなければならないことですから、やはり仰向けの寝方が一番です。
しかし、仰向けではいびきをかくことにつながります。
ですから、横向きやうつ伏せの寝方は、旅行や出張などどうしてもいびきをかきたくない!というときの手段として考えることをおすすめします。
1日や2日などの短期間であれば、健康を害することもありません。
そして、いびきをしっかりと原因に合わせて改善すれば、仰向けで寝てもいびきをかくことはなくなります。
この3種類の寝方をTPOによって使い分けることが、ベストな方法といえるのではないでしょうか。
☆寝方を変えることは対処療法!根本的な改善を視野に
ここでは、いびきと寝方について紹介してきました。
確かに寝方ひとつでいびきの改善を図ることはできますが、これは対処療法でしかありません。
いびきを改善するには根本的な部分への取り組みが必要になります。
寝方を変えていびきを抑えつつ、根本的な改善も視野に入れていくことが大切です。
医師が推奨している枕に変える
医師が推奨している枕の1つが、横向き寝まくら「YOKONE Classic(ヨコネ クラシック)」です。いびき対策で良い効果が期待できるもの1つが「横向きで寝る」ことです。この枕は横向き寝をしっかり支えてサポートしてくれます。横向きに寝るだけで気道を確保してくれます。いびきで悩んでいる人なら持っておきたいものの1つです。