30年位前に出版された、「見返り美人を消せ」(石井竜生・井原まなみ)という推理小説が面白かったです。
見返り美人というのは戦後まもなく発売された切手であり、切手の名称を小説の題名にしている文字通り切手が物語の大事な部分を占める、切手に詳しくない人でも楽しめる小説でした。
さて、この見返り美人、額面は5円なので切手として使えば5円相当で今でも使える訳ですが、新品だと1万円位の値がつく事もあるみたいですよ。
なんか無性にもう一度読みたくなって自宅の本棚を探したんだけど、どうしても見あたらなかった、不思議です。