私はあまり人を好きになったことがなく、若い時は、付き合う人も、何となくで付き合ってしまうほどでした。しかし、25歳の時に私は恋に落ちました。それは同じ会社の方です。私は菓子製造の仕事をしているのですが、社内研修でお菓子を売る店舗に研修することになり、その時に恋に落ちました。その人は私より2歳年下の方なのですが、とてもしっかりしており、研修の私の指導してくれた方です。研修ということで、あちらも私が年上ということで気を遣っていたのですが、その丁寧な教え方と対応、仕事へのプロ意識、休憩時間でのプライベートの楽しい会話など、その人と一緒にいると、とても楽しくなり、これが恋なのかと思いました。研修は一ヶ月だけであり、期間も決まっていましたので、告白しようかとても悩みました。もし告白して振られてでもしたら、同じ会社ということで、噂になったりしないか、とても気になりました。しかし、そんな噂話など気にしてられないほど、その人のことを好きになり、研修最終日に告白することにしました。しかし、予定外に研修最終日にみんなで食事に行くことになってしまいました。そこで、食事後に告白しようとしたのですが、酔いが回り、告白できずに終わってしまいました。私はとても後悔し、寝ても覚めても好きな人のことしか考えられなくなってしました。そこで私はお店に告白しに行こうと思いました。この想いを伝えなくては一生後悔すると思って、告白しに行きました。仕事終わりに待っていて、出て来た所を声を掛けました。研修中に好きになったことを伝えて、お世話になってありがとうということも合わせて伝えました。そして、付き合ってくださいと告白をしました。すると、まだプライベートではお互いを知らないので、何度か会ってから判断したいと言われて、それから食事に行ったり、デートに行ったり、数ヶ月遊びました。その数ヶ月は、本当に楽しくて、今まで付き合った人とは比べ物にならないくらい、この人を幸せにしたい、何かしてあげたいという気持ちが溢れ出て来て、これが本当の恋だと思いました。そして、私の熱意が伝わったのか、なんとか付き合うことが出来ました。それから数年間交際を経て、今では私の奥さんです。私は人生で一番好きになった人と結婚し、今では愛する子供も生まれて、幸せに暮らすことが出来ています。恋をした瞬間は人は最も美しく、行動を起こしたくなります。私も抑えきれない想いを行動に移して、この幸せを手に入れました。恋をしたら、叶わないと諦めるのではなく、とにかく想いを伝えることが大切です。相手側にも幸せがあるので、振られたら諦めると心に決めて、思いっきり自分の気持ちを伝えていくことがとても大切だと、この恋で分かりました。この体験は私を幸せに導いてくれた体験だったので、行動するということは、私は今でも大切にしていることであり、これ恋だけではなく、仕事やプライベート、ありとあらゆることに役立っています。
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