自己肯定感を高める方法
この本は自己肯定感の高め方を教えてくれる良い本です。
自己肯定感とは、ありのままの自分を認めていくことです。
ありのままの自分を認めることは、大人になった自分には難しいことですが、作者が言う「傷を見つけて癒すため」という言葉にハッとしました。私にも傷ついた経験がありますが、傷ついただけで終わりにしていたので、癒すことにあまり力を入れていませんでした。傷を見つけて癒す行為には、傷を見る勇気が要りますが、不安を安心に変えるようにしていきたいです。他者から否定的な言葉を投げかけられたときに、一度自分自身を肯定してあげるという練習をしていこうと思います。私自身の自己肯定感は高くはなく、人から否定されると身が縮こまるような思いで萎縮してしまいがちになります。人から否定された言葉をそのまま鵜呑みにしていくのは、精神面にも大打撃に繋がることですから、嫌なときは「嫌だ!」と反応を示さなければならないと思います。反応をするにしても、もし相手が怒って手を挙げてきたらどうしようかと不安ですが、最初の一歩が大事ですので勇気ある行動を取っていきたいです。
作者が言うところの自己肯定感を高められた感覚というのは、無意識のうちに肯定的に捉えられることだそうです。無意識に自己肯定している大人はカッコいいと私は思っています。今のこの鬱憤とした世の中には、そのようなリフレッシュできる人が重宝されると思っています。良いエネルギーを自分を中心として周りに発信していくことは、自分だけではなく周りの人にも良い影響を与えられる人になることができます。自分のマイナス面を言われたのだとすると、マイナス面から逆転の発想をすることで自己肯定感を高めることができと知りました。日々の積み重ねがここで役に立つのかと思うと、努力も侮れないものです。一日の終わりに自分の今の気持ちを日記にすることも良いかもしれません。マイナスな感情は適度であれば必要なものという意見に、私の心は救われた気でいました。マイナス面も悪い面ばかりではなく、良い面があるのだと、そこから自己肯定感を高めていきたいです。
一日一回、自分を肯定して周りの人たちを喜ばせる行動を取りたいものです。
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