私はよく父親に「マイナスの事を考えて不安になると、その不安が現実となることがある。だから、逆にプラスの事を考えなさい」とアドバイスをもらったことがあります。
実際、一人で色々と考えてしまうと、どうしてもマイナス方向に思考が傾いてしまいます。そうなると自分の殻にこもりがちで、色々な角度からものを見たり、考えたりすることが難しくなってしまうんです。
そこで、マイナス思考になった直接の原因や理由を考えるのではなくて、それらを連想させるキーワードがあれば、積極的にネット上にあるサイトに自分の考えを投稿し、自分の考えなどをぶつけることをお勧めします。もちろん、身近な人に自分の意見を聞いてもらえるのであれば、その人にぶつけるのもありです。
感情や思いを自分の経験や考え方に置き換えて、外に対して自己表現することはひとつのストレス発散にもなるんです。
また、自分の投稿した内容が閲覧者からいいね等をしてもらえるところもありますよね。そういったところで一定の評価を貰えれば、それは自信となり、他人から評価を得たというプラス思考に結び付けることも出来ます。
より多くの人に対して、自分の考えや感情を伝えて、共有してもらうことは、まずプラス思考への階段の一歩だと、私は考えています。
くよくよと考えて思い悩むよりも、外の世界にコンタクトするアプローチをしながら、自分自身と世間の距離が何となく分かってきて、時には孤独感や疎外感を超える一体感を感じることも可能です。
自分がこんな場面に遭遇した時どうしたとか、こうすれば上手くいったという過去の経験を投稿することで、案外自分のマイナス思考からプラス思考への転換の答えが出てくることもあるでしょう。
不特定多数の人に自分の意見を伝えることが今はまだ出来ない、という風に感じるのなら、まずは身近な人に伝えて、それからネット上に自分の意見を投稿してみる、というのも良い方法ですよ。
また、同じネット関係で行くと、『プラス思考トレーニング』(120日連続メール)でトレーニングしてみるのもいいかもしれませんよ。