言葉の力っていうのは、不思議なものです。同じ意味の一言でも、言葉が違えば、相手への伝わり方が違ってくるものなのですから。
そのため、人間は、たった一言でプラス思考にも、マイナス思考にもなれます。
例えば、子供が学校のテストで90点を取ったとします。そのテストの結果を見て、「よく頑張ったね」と言うか、「どうしてここを間違えたの?」と言うか、この言葉がけによって、子供がプラスに取るか、マイナスに取るかが変わってきます。
正解した90点分を褒めてあげるか、間違えた10点分を叱るかで大きく変わりますよね。
人は誰でも褒められれば嬉しいですし、また次回も頑張ろうという気持ちになります。
しかし、失敗や間違えを叱られるだけでは、自分は間違えばかりして、叱られてばかりで…と思い、自信をなくして落ち込んでしまうこともあります。
先ほどの子供での例えが良い例ですよね。正解した90点分を褒めれば笑顔で喜びますが、間違えた10点分を叱れば落ち込んでしまいます。
そこで大事になってくるのが、たとえ相手が間違えたとしても、「次こそは頑張ろう」とプラス思考になれる言葉をかけてあげることなんです。これは、子供相手だけじゃなく、大人が相手だとしても、変わりません。
もちろん、相手の間違いを教えて、正すことも大切ですが、その正し方もただ叱るだけでなく、「次はここを頑張ろうね」とか励ましの言葉を加えてあげることでプラス思考になれます。
常に触れ合っている言葉だからこそ、一言一言を大事にすれば、相手も自分もプラス思考になれるでしょう。
普段使うメールでも『プラス思考トレーニング』(120日連続メール)を利用すれば、さらに自分をプラス思考にできて、周りの人にも良い影響を与えることが出来るようになりますよ。