日常生活において、様々な場面で会話をする機会は多いかと思います。しかし、残念ながらその会話の中で自分にとって重要な事柄や、楽しかった出来事、約束事以外は大概、記憶から儚く消え去ってしまいます。
更に、加齢が進むと昔の事は覚えていても、最近の出来事は思い出せない人が多いと言います。現代は、隣近所の方との関わりも希薄と言われていますので、人となかなか会話する機会も少ないですよね。環境が原因なのかもしれませんが、意識して脳をしっかりと使う機会を増やさなければ、脳はどんどん楽をして、自分にとって「都合の良い状態」になってしまいがちです。
その結果、同じ事を繰り返していたり、コミュニケーションが一方的になってしまうなど「脳の老化現象」が現れるのです。
特に女性は、誰もが「おばさん」にはなりたくないと思いますが、相手の話を全く聞かなくなったり、自分勝手に相手に言葉をぶつけたり「おばさん化」してしまう方も多く見かけます。気が付くとコミュニケーションが一方的になっている場合、脳をしっかりと使われていない状態と言えるかもしれません。
見た目が若く見えるのに、話をした時に「おばさんっぽい」と思われたら残念ですよね。それは決しておばさんに限った事ではありません。脳をしっかりと使って、言葉を選び、文章を組み立てる事を意識しないと、どんどん片寄った思考の繰り返しになってしまい、脳がどんどん老化していきます。
脳とは勝手なもので、嫌な出来事や自分にとって都合の悪い事は忘れるようにできています。自分にとってマイナスになる出来事を忘れてしまうのは良いことかもしれませんが、内容によってはマイナスな出来事でも記憶して、反省や改善をする事で、自分の欠点を見つめ直すきっかけにもなりますし、それを気が付けるか気が付けないかで、その後の人生が大きく変わる事もあるのです。
年齢を重ねると「頑固になる」と言われますが、それは脳が都合の悪い事は受け入れるのを止めてしまう為に、考え方も柔軟性を失っているのかもしれません。
脳に柔軟性を持たせる(若返らせる)為には、脳トレーニングするのが良いとされていますが、一番簡単でお薦めの方法が「文章を書く」ことです。文章はどこでも書けますし、お金もかかりません。言葉は吐いてしまえば終わりですが、文章に起こす事は何度も読み返したり、言葉を整理しながら再び書き直す事も可能です。更に、記憶を呼び起こし文章に起こす事で、忘れかけていた記憶も鮮明になりますし、何より脳の活性化(若返り)に繋がるのです。
脳が若返えれば、柔軟な考えも生み出されますから、ボキャブラリーが豊富になり、話言葉にも変化が出てくるでしょう。普段から文章を書いていると、会話の組み立てが上手くなりますので、コミュニケーションの向上にも繋がります。
文章を書く事は、もう一人の自分と対話する事と同じ様なものです。客観的に自分と言う人間を分析する事ができれば、欠点にも早く気がつき、改善することができるのです。つまり、脳をリフレッシュさせる為に文章を積極的に書く事は、考え方を変えたり「脳が若返る」大きなチャンスなのです。
文章を書くことは全く難しい事ではありせん。初めは1日にあった出来事をゆっくりと思いだしながら、短く日記風に書き起こすだけでも良いのです。今はブログ、Twitter、Facebook等の、SNSもありますがら、そういった母体を利用して練習してみるのも面白いでしょう。
ブログが苦手だと言う方は、人のブログを読むだけでも構いません。文章の上手な人のブログはボキャブラリーも大変豊富ですし、読んでいるだけで楽しいですよね。それに、発見も沢山ありますから自然と文章が書きたくなったりもします。良いと思ったワードはどんどん記憶して、初めは短くても良いですから文章に起こしてみる事をお薦めします。脳が活性化されれば「気付き」も増えますし、日常生活にも良い変化が自然と生まれる事でしょう。
文章を書いてお金を稼ぎながら脳も若返るには「PLUS」を利用すると良いと思いますよ。
コメント