「犬を尊重し、本当の家族として一緒に生きる」
「犬には人間と同じように感情がある」
「飼い主のストレスなく、毎日イキイキとした犬の姿を見る」
誰もがペットショップにいる愛くるしい子犬を見れば「可愛い」と思います。
またまっすぐ尻尾を振って自分に向かってくる従順な姿には「癒される」事もありますよね。
こんな子が、毎日家で出迎えてくれたら…
旅行先で一緒に思い出を作れたら…
そんな気持ちになった運命の出会いから、たくさんの夢を抱き、家族の一員として迎えた日。
子犬のうちはそれはそれは可愛くて、噛み癖も、いたずらもついつい許してしまう。
吠え癖もまだ子犬なので、仕方ないなぁとあまり気にしません。
そして数ヵ月後、体は一回り大きくなります。
甘噛みは本格的な噛み癖に。気に入らない事があると本気で噛んでくる。
小さないたずらはエスカレートし、いつの間にかソファーはボロボロ、玄関の靴がおもちゃ代わりに。
来客があれば、その人が帰るまで、永遠に全力で吠え続ける。
「こんなはずではなかった」と言う現実にようやく、はっとさせられるのです。
「私のしつけは間違っていたのかもしれない」
「でも今さら自分の言うことは聞かないしどうすれば…」
しつけをし直したい、と思う気持ちはあっても方法が分からず、困っているのに手付かず。
でも、毎回怒るようなしつけはしたくない。そもそも怒っても言うことを聞かない。
力ずくで押さえつけて愛犬の嫌がる姿も見たくない。もしかしたら噛まれるかも。
トレーニングスクールに通う時間もないし、金銭的にも高くついてしまう。
一体どうしたらいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
一般的に動物のしつけとは、人間が上、動物は従うべきもの、という主従関係の考え方が未だに蔓延しています。
引用文もありますが、動物も生き物です。言葉は話せずとも感情があります。
私たち人間同士でも、自分の言い分も聞かれず、頭ごなしに「こうしなさい!」と言われたら腹が立つのと同じです。
ですが、反対に寄り添って「うんうん、それでどうしたの?」「じゃあこうしてみようか?」と言われたらどうでしょう?
やってみようかな?といく気持ちになりませんか?
またその結果がうまくいき、一緒にその結果を喜んでくれる人がいたら。その結果を褒めてくれたら。
気分は、やった!褒められて嬉しい!「また頑張ろう」「この人に付いていこうかな」と言う気持ちになりますよね。
そうすることで、本当の意味で自分と相手の間に「絆」が生まれてくるのです。
人間と動物でもまったく同じことです。
一方的に「ダメ!」「なんでできないの!」と叱り続ける日々ではストレスも大きくなしますし、愛犬もやる気が起きず、反発心だけが大きくなり、まさに悪循環です。
本来しつけとは「より良い関係を築き、お互い笑顔になり幸せになること」のはずです。
よいしつけができれば自然と愛犬の気持ちが分かるようになるはずです。
気持ちが通じ合えば、漠然とペットと思っていた愛犬は、本当の意味での家族、もしくは親友。それ以上の存在へと。
大切な「パートナー」へと変わっていきます。
今まで以上に愛犬と過ごす日々が充実するように。あなたの笑顔があふれるように。
是非よいしつけ方法を身に付けていただきたいと思います。
コメント