本日はコロケーションと英語の上達についてのお話をさせていただきます。そもそも皆さまはコロケーションと言う言葉をご存知ありますでしょうか?もしかすると英語を勉している人でもご存知ない方がいらっしゃると思いますのでご説明を致しますと、コロケーションとは言葉の組み合わせの中で慣用的に使われている良くある組み合わせのことになります。ですので日本語でもそうですが、何かの言語を話す場合に単語で単発的に発言をするよりも単語の組み合わせやセンテンスの言い回しで話した方がそれっぽく聞こえて相手にも伝わり易いのです。また自身でもこなれた表現ができていると実感をするので英語に対して自信を持つことができるのです。
またコロケーションがカバーする範囲はとても広く『take place』みたいに連語や熟語として扱われる場合もありますが『watch TV』に代表される熟語とは言えない言い回しもあるのです。全く英語ができない人からしてみると上記の言い回しだけでも格好がよく聞こえると思いますので、普段から英語を勉強している方にとってはコロケーションと英語上達には切っても切れない関係性があるのです。ですのでただ単語を覚えるだけではなく、その単語を使ってどの様な言い回しがあるのかと言うことも一緒に覚えていくと一緒にスタートをした英語初心者よりも先に中級者になるスピードが早くなること間違いありません。
また自信を持ってコロケーションを覚えるにあたり、先ずは日本語でのコロケーションを連想してみると英語でも勉強し易くなります。例えば洋服を身につける場合には必ず『着る』と言う動詞を使いますし、帽子を身につける場合には『かぶる』と言う動詞を使います。この様に日本語で連想をさせればwearやput onと言う動詞を使うことができますし、しかもこれらの単語は洋服の場合にも帽子の場合にも両方どちらに使っても不自然ではないのです。そう考えると英語自体そんなに難しくないなとコロケーションを覚えることで理解できる場合もありますので良いこともあるのです。
また日本語で雨や風が強い場合に『強い雨』や『強い風』と言う言い方をしますが、英語ではstrong wind やheavy rainと言う言い方をすることができまして、もし海外の方に『今日の天気はどうだった?』と聞かれた場合にはこの様に答えれば雨や風の強さや具合はどうなのかと言うことも伝えることもできますし、聞いている海外の方からすると親切に教えてくれる人だと思われるかも知れませんし、皆さま自体もコロケーションを覚えたことで少し長く英語を話すことができるので、コミニュケーションが取れているのだと実感をすることもできます。またコロケーションの覚え方ですが、英単語を調べる時に大体の辞書には単語自体の意味の他に例文が載っています。実際にその単語をどうやって活用するかが理解できますので大切な部分になります。ですのでもし今までコロケーションを学んで来なかったと言う人であれば、単語以外の例文に着目してみると更に英語に自信が持てます。
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