自信と過信の違い

自信と過信は言葉は似ていますが、少し意味が違います。その違いと、過信ではなく自信をしっかり付ける方法を紹介します。

【自信とは】
自信とは、自己を信頼する気質だとウィキペディアで説明しています。自信を持つとは、自分を信頼する気持ちを持つという事ですよね。つまり、自分を信じる事、前向きになる事などが自信を持つと言えます。自信を持っている時は気持ちがスッキリしていて、清々しい気分になります。また、周りの人を不愉快にしません。

【過信とは】
過信とは、信用し過ぎる事です。自信を持ち過ぎると過信となり、過信するとは自分なら何でもできる、そんなの簡単にできると思ってる状態です。前向きになり過ぎてると、努力を怠って失敗しやすくなります。プライドが高い状態であり、周りの人を不愉快にさせます。

ヤフー知恵袋では、自信は成功した時、過信は失敗した時に利用する言葉だと認識してる人がいます。また、自信は努力によって得る物、過信は努力しないで得る物だと回答してる人もいます。つまり、自信はポジティブな時に利用され、過信はネガティブな言い回しの時に利用される言葉と考えて良いでしょう。
【自信の付け方】
自信と過信は紙一重だと良く言われます。これは、自信は自分を信じる事なのに対して過信は信じ過ぎる事だからです。また、知恵袋にあったように同じ事をやったとしても失敗した時は過信ですし、成功したら自信とも言えます。逆に言えば、成功した原因は自分に自信を持っていたから、失敗してしまう原因は自分を過信し過ぎてからです。つまり、過信は失敗の元なのです。

過信が失敗の元だと分かったら、自信を付けるためにやるのが努力ですよね。オリンピックの表彰台に立つような選手は、自分に自信があったとしても努力を怠りません。また、惜しくも表彰台を逃して悔しい思いをした選手だって精一杯努力したでしょうから、過信していたとは言えません。自信を持って挑んだはずです。

自信を付けるための努力は、自分に出来る事で良いのです。営業の仕事で自信をなくしたなら、話し方を勉強する、新規開拓してみる、成績が良い人の真似をしてるなど、今できる事を行います。なぜ自信がないのか自分に問いかけて、自信を付ける一歩を踏み出します。すると、重い一歩でも二歩、三歩は軽く踏み出せるかもしれません。もし努力する自信もなくしてしまったら、相談相手を見つけるようにします。職場なら同僚や先輩、家庭に関する事なら友人や親、兄弟、子育てなど行政で相談窓口がある場合もあるので、探してみると良いですよ。相談だって立派な一歩です。
自信は自分を信じないと持てません。しかし、過信し過ぎて努力しないと失敗の原因になります。信じるさじ加減次第が自信と過信の違いですが、過信したとしても努力を忘れなければ良いのです。努力は自信の裏付けになり、本物の自信になりますよ。せっかく自信を付けたいと悩んでいるなら、もうスタートラインに立ってますよ。