自信が過信になってはいけません

自信を持つことはとても大切なことですが、それが過信となってはいけません。自信は自分を信じるちからであり、過信は、過剰に自分を信じ過ぎてしまうことです。自信がある人は、何事にも積極的で、ポジティブであり周りからの信頼も厚いのが特徴ですが、過信してしまう方は、積極的でポジティブなのは良いのですが、過信してしまうので、出来もしないことを出来ると言い張り、周りの人に迷惑を掛けてしまうことも多く、結果周りの人からの信頼を失ってしまう可能性があります。過信しない為には、謙虚な姿勢が最も大切なこととなっています。謙虚さとは、相手の立場になって物事を考えて、客観的になることであり、相手の嫌がることはせず、迷惑を掛けない最善の方法を選ぶことです。例えば、サッカーでフリーキックのチャンスがあるとします。過信している人は、何が何でも自分でフリーキックを蹴ろうとします。結果がどうあれ、何が何でも自分で行うという姿勢が、周りの人から反感を買い、信頼を失ってしまいます。自信のある人は、自分でキッカーに名乗り出てはきますが、他にもキッカーに名乗り出て来た人がいる場合、互いの実力を冷静に判断し、得意な位置、カーブの精度、距離などをお互いで分析して、1番確率の高い方を選出します。他にもキッカーがいた場合、相手の話も聞いた上でのキッカーなので、例え自分がキッカーとなっても、周りの人と相談し、考えた結果なので、周りの人からフリーキックを外したとしても、反感を買うことはありません。このように自信と過信では大きな違いがあります。何か一つのことに皆んなで取り組む時に、客観的になれているか、謙虚さを忘れていないかなど、常に頭の中に入れておき、周りの人への配慮を忘れなければ、過信とならずに、周りの人から信頼を失うことはありません。逆に自信がない人は、積極的になれず、物事にネガティヴなので、もちろん周りの人から信頼されることはありません。仕事でもスポーツでも何でも、繰り返し行っていれば、自信は自然とついて来ます。しかし、自信のない方は、繰り返し行うということすらできず、一度ダメになると、逃げたり諦めたりしてしまいます。つまり、自信をつけるには、それを何度も繰り返すことが大切だと理解しなければなりません。一つのことを何でも良いので、繰り返し行ないましょう。そうすれば自然と自信がついてきます。一つのことを繰り返し自信がつくことが分かれば、何事にも積極的に取り組めるようになります。自信がついても、過信とならないように、謙虚さを忘れないようにすることも大切なことなので、謙虚さを常に意識しながら、自信をつけていきましょう。自信は周りの人にも好影響を与えていくと言われていますので、繰り返し行うと、自然と自信がついてくるということを理解して、物事に取り組み、過信とならぬよう、いつも謙虚さを持って行動することを忘れないようにしましょう。