自信をつけるには言葉の言い換えがお勧めです。

皆さまはご自分の言動に自信がありますでしょうか？テレビを見ていると特に選挙演説や何かの答弁の時に『みんな自信有り気に意見を言っていて羨ましいな』と思うこともあると思います。自分もああいう風になりたいと思いながらも立ち止まっている方でもそんなに手間がかからずに自信を持つ事ができます。
それはどの様な事なのかと言いますと日々のトレーニングになるのですが、現在の発言や日々の考え方を変えて言い方自体を換えると言うことです。どうしても自信がなさげな方の言い方をしている人を、見てみると『きっとこれは良い製品だと思いますけど。』だとか『多分故障はしないと思います。』などと抽象的な言い方が多く見られ、言われた人の身になって受け止めてみるととっても不安になる内容なのです。もし皆さまが電化製品が欲しくて家電量販店に行った時にこの様な自信なさげな商品説明をされたらその人から買いたくないとも思いますし、商品自体にも不信感を抱いてしまいます。
ですのでここで言い方を変えてみると聞き手も納得をするのです。例えば『この商品は当店が自信を持ってお勧めしている物です』ですとか『確かに価格は高いのですが、今月一番売れている商品になります』とあまり主観を入れずに事実を述べる言い方に換えるだけで全然聞き手の印象が違うのです。
ただここで気をつけていただきたいのは、何でもかんでも断言をすれば良いと言う事ではなくて、当然商品によっては欠点がある場合もあります。例えばあまり長い時間使用していると熱を持ってしまったり、防水への耐久性がない場合には『この商品は低価格でベストセラーなのですが、長時間使い過ぎると熱を持って動きが悪くなりますので2時間に一度は休ませて下さい』と言い方を変えて説明をすれば商品のデメリットを加味した上でお客様に安心させられる説明を自分自身も自信を持って説明する事ができます。
また人に指導やアドバイスをする立場の人は常に相手が人間になりますので自分が教えた事がそのまま相手に影響してしまいますのでもし本人がやる気を無くしてしまったり、思う様な結果が出なかったらアドバイスする方としても自信が無くなってしまいます。ですので例えば生徒が10人いたとしたら全員に同じ教え方をするのではなくて各人のタイプによって言い方を換える必要がある場合もでてきます。例えば打たれ強いタイプの人であればスパルタ的に教えても良いのかも知れませんが、打たれ弱かったり褒めて伸びるタイプの人の場合には悪い点を厳しめに伝えた後に相手の長所もきちんと伝えてあげて、その部分をもっと伸ばす様にしたら更に良くなると言う風にアドバイスをしてあげると更に良いパフォーマンスをする事ができるでしょう。この様に人に何かを伝えるお仕事の方で何かお悩みの方は今までの言い方を少し換える事で相手が受ける印象が変わって良い結果を出してくれる場合もありますので最終的に自分も自信をつける事が出来るのです。更に裏付けのある言い方に換えられるともっと説得力が増すので、言う内容に対して調べてから伝えると良いでしょう。