本日は自信をつけるイラストを書くポイントについてお話をさせていただきます。現在イラストレーターの方は多数いらっしゃいますが、元々小さな時から絵が好きだったり他人から絵が上手いと言われていた方が多いと思います。ですのである意味当人も周りの人に比べてイラストを書く才能があるのではないかと思いながら就職した方もいたと思います。しかしいざイラストを仕事にしてみると上には上がいる物で編集者からはダメだしの嵐と言う経験をした方も多くいらっしゃいます。
実はイラストとはピカソやゴッホなどの
油絵や繊細絵に比べて一見ラフなタッチに見えますので子供の時から慣れ親しんで書いている分簡単なのではないかと思ってしまいがちなのですが、全く逆でテクニックと個性の両面においてとても奥が深いジャンルになるのです。
先ずイラストが上手くなって自信を持ちたい目的を明確にする必要がありますが、イラストは文書媒体や他のデッサンとは違って1秒間人の目に止まるかどうかポイントになると言っても過言ではありません。例えば駅には色々なポスターが貼ってあります。また皆さんは日々忙しいので、いちいち一つ一つを見ていられません。でもそんな中でとっても特徴的な物があれば1秒でも立ち止まってイラストと何について書いてあるポスターなのかを確認します。またそれは結構後々まで人の頭に残っている物なのです。ですのでイラストで自信を付けたいのは分かるのですが、それがポスターなのかマンガなのかウエブコンテンツなのかなど自分が活躍したい分野を明確にしておきましょう。
またどの分野に行くにしても最終的には自分の個性を出していかないといけません。ご存知の通りイラストレーターの方々は一人一人タッチが違いますよね?
これは『誰が書いた絵だ』とパッと分かってもらえるのは本当に嬉しいことです。しかしだからと言って最初からいきなり独学で進めてしまうのは危険ですので先ず最初は自分の好きなイラストレーターの真似をする事から始めましょう。
これはスポーツでも楽器でも同じことが言えますが、目標とする選手がいたらその技を真似たり盗んだりします。それからオリジナリティを出して行った方が成功への近道となりますので、皆さまが大好きでならないマンガやアニメのキャラクターを何度も何度もまねをして書いていきましょう。因みに最初のうちは一週間同じキャラクターを描いてみて、日ごとに比べてみるとその日によって違うのです。これはまだ技が安定していなかったりその日の気分による物ですが、もし皆さんがイラストレーターとしてお給料をいただく職業にしたいと思うのであればこれは駄目なことです。冒頭にもお話をさせていただきましたが、パッと見ラフに見えるイラストですが、それだけ安定させる事が難しく、また消費者の目なとっても厳しいですので『あ、最近なんかこのイラストレーターのタッチが変わってきてしまったな、昔は良かったのにな』と違うイラストレーターに目移りをしてしまいます。ですので自分のイラスト自信を持たせたいと思うのであれば常に安定したイラストを描く様に心がけましょう。