
自信を持つということは本当の自分と繋がるということ。本当の自分を信じることが出来ないと自信を失います。本当の自信を信じることが出来ると自信が湧いてきます。
辛かった過去が自分の力になることがある。辛いこと苦しいことは「本当の自分に近づくために必要な経験」になることがある。その時にはわからないけど後から振り返ると繋がりがわかってきたりする。
人生とは、最初に誰もが自分を見失います。大体10歳前後に。そして、他を信じて、他を自分だと錯覚し、他の道を歩むようになります。そうしないと生き延びれないので。そして、そこから自由になるため(本当の自分を生きるため)に、悩み、苦しみ、自分の道を探し求めて生きていくのです。自分を見失って自分を取り戻す。それが人生なのです。
その途中で、支配の群れに迎合し、そこで手に入れた群れの恩恵によって得た力を自分の力だと錯覚し「偽の自信」をもって、それを本当の自分だと思い込んでいる者もたくさんいます。しかし、それは所詮偽物。自分1人になったとき、完全孤独になった時にその正体が露になります。
本当に自信のある人は、孤独を楽しむことが出来るのです。人は1人で生まれてきて1人で死んでいくのです。つまり、最初から最後まで自分とともにあるのは「自分」なのです。その自分を自分で蔑ろにしていては「本当の安堵はあり得ない」のです。
自分を蔑ろにしていては、最期の時、怖くなるのです。本当の自信がある人は自分の最後を「ありがとう」と笑顔で終えることが出来るのです。周囲に、悲しみを残すのではなく、「ありがとう」の言葉で「勇気を与える」ことを残していくのです。