自信がありすぎると思う人を見たことが
ありますか?
どんなときも自信満々で、自分が大好きで、
自分の悪さを認めようとせず、他人のミス
にはすぐに怒る・・。
そんな人は周りにいませんか?
「自信を持ちなさい」とはよく言われますが、
自信過剰になりたいと思う人はいませんよね。
自信が無い人は魅力的ではありません。
ただし、行き過ぎた自信は傲慢に繋がると思われています。
では「バランスの取れた自信」を持つにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、「自信過剰な人」についてお話していきます。
そもそも自信とは何なのでしょうか。
自信とは「自分の価値や能力を信じること、
自分を信頼する心」と定義されています。
俺はできる。私は価値ある人間だ。と
思える人が自信がある人と言えますね。
では、自信過剰とは何なのでしょうか。
自信過剰とは自分の実力や地位を見誤り、
自ら過大評価していること、と定義されています。
自信過剰だと言えるのはどんな人物なのでしょうか。
傲慢な態度、自分勝手な振る舞い、人の忠告を
聞き入れない・・といった人物を想像されると思います。
しょっちゅうトラブルを引き起こしてそうですよね、
こんな人物と付き合いたい人はいないと思います。
しかし、「自信過剰」とは果たして悪いことなのでしょうか?
例えば、とても謙虚に振る舞い、周りへの気遣いも
できるような人物が、内心行き過ぎるくらいの
自信家だとして、それは悪いことでしょうか?
さらに、傲慢な態度を取る人は自信過剰ではなく
逆に自分に自信が無いから本当の自分を隠す為、
傲慢な態度を取っていたとしたら・・?
殆どの人は、
自信過剰な人=傲慢な人、つまり自信過剰は
悪いこと!といった印象を持たれているかと思われます。
ですが、傲慢な態度や振る舞いと自信過剰に
果たして因果関係はあるのでしょうか?
問題は「相手をリスペクトする気持ち」が
無いことにあると思います。
相手をリスペクトする気持ちがあれば自信過剰でも
何でも問題は無い筈です。
相手をリスペクトすれば相手の気持ちを理解しよう
と思うはずです。自然とどんな態度を取ればいいのか
理解できるでしょう。
相手をリスペクトすれば相手の忠告も素直に聞き入れ、
自分の中にある問題も修正できるでしょう。
何か失敗をしたとしても、自信過剰な人は挫けません。
「今日は自分らしくなかったな」と思うだけです。
自信はいくら持っていても構わないと思います。
ただし、「相手をリスペクトする」ことが
自信を上手く活用する為に必要なことだと思います。
「相手」とは周りの人間全員のことを意味します。
たとえ明らかに自分より能力が劣っている人で
あってもその人はあなたとは違う視点を持っている
はずですから、上とか下とかいう考え方で人や物を
見ると視野を狭めてしまうことになってしまいます。
さらにリスペクトすれば必ず相手はそれに気付いて
くれます。なので、あなたに協力的になってくれます。
気付かない所で敵を増やし、トラブルや障害の
原因を作るよりよっぽど合理的だと言えるでしょう。
「バランスの取れた自信」を持つ必要はありません。
自信過剰なくらい自信を持っても大丈夫です。
ただし、周りへのリスペクトを必ず忘れないように
してください。
そうすれば人間関係も仕事もきっと上手く行くはずです。