人は誰だって自信をなくす時がありますよね。そんな時に心に突き刺さり、前向きに考えられる言葉があると自信を取り戻しやすいです。今から紹介する格言は、もしかしたら涙が溢れるかもしれません。泣いた後は前向きになりやすいので、正直な気持ちで格言と向き合ってみましょう。
【とある和尚さんが葬式で発した言葉】
人は必ず死がやってきます。それが遅いか早いかだけです。もしかしたら、明日、目が開かないかもしれません。だから私達は毎日を精一杯に生きるのです。
お葬式では、和尚さんを導師様と呼びます。人の魂をあの世へと導く人らしい格言ですよね。死は平等にやってくる、それは避けられない、だったら今できる事を精一杯やり、大往生した方が良いのは分かりきってます。自信がないまま生きるか、奮い立たせて自信を取り戻すか、精一杯生きるにはどうすれば良いか答えはもう分かってるはずです。
【チャップリン】
人に大切なのは自信。私が孤児院にいた時は貧しさから食べ物を漁っていたけど、自分では世界一の役者のつもりでいた。つまり、勝ち気がなければ人は負けてしまうのだ。
チャップリンの生き方は、波乱万丈でした。孤児院で育ち、お金のために様々な仕事に就きました。そして俳優となり、人気物になりましたが、作風が共産主義的だと非難されてアメリカから国外追放されました。しかし戦争後しばらくしてアメリカに戻ると、アカデミー賞の舞台でスタンディングオベーションを受けたのでした。
チャップリンの格言では、貧しさや食べ物を漁るなど心が痛くなる単語が出てきます。それでも心は負けていませんでした。自信がないと心が折れそうになりますが、それを乗り越えればチャップリンのように強く生きていけるはずです。
【瀬戸内寂聴さん】
1日1日を大切に過ごして下さい。今日は良い事がある、今日はやりたい事が最後までできるんだと考えて生活して下さい。
瀬戸内寂聴さんは、癌から見事に回復した方です。高齢になってからの癌で、先生からは「90歳を過ぎた人で手術する人はいない。」とまで言われましたが、手術しました。脊髄圧迫で骨折し、3年間の寝たきりを経験した事もあり、そんな彼女だからこそ、今日はやりたい事が全部できるんだという格言が生まれました。
自信をなくしたのがどんな理由であれ、やりたい事をやらないのはもったいないですよね。いつ寝たきりになるかも分かりませんし、いつやりたい事ができなくなるかも分かりません。後悔する前に、自信を取り戻すよう前向きになりましょう。
【ヘレンケラー】
人生は勇気を持って挑むか、棒に振るかです。
高熱からしゃべる事も聞く事も、見る事もできなくなった彼女ですが、努力でしゃべれるようになりました。そんな大変な努力をした彼女に似合う格言です。自信をなくしたままだと、人生を棒に振ってしまいます。ヘレンケラーのように立ち直るのは難しいのですが、少しでも彼女に近づけると良いですよね。